オールドレンズで写真を撮るということ
はじめまして。鹿児島で田舎の景色+ポートレートを撮影しているsmithと申します。このnoteでは、
・使用しているカメラやオールドレンズなど機材の話
・撮影時の設定やオールドレンズでの撮影のコツ
・現像について
・田舎でポートレートを撮る際の撮影場所など
以上の内容について書いていきたいと思っています。
初回となる今回は、「オールドレンズで写真を撮るということ」について書いていこうと思います。
オールドレンズとは
フィルムカメラの時代につくられた、マニュアルフォーカスのレンズのこと。僕の一番古いレンズは、約100年前に作られた通称ベス単(ベスト・ポケット・コダックのマウント改造レンズ)という、かの植田正治さんが「白い風」という写真集で使用していたレンズです。(上記の写真が100年前のレンズ。)そういったレンズを、マウントアダプターという道具を使用して、ミラーレス一眼につけて撮影しています。
オールドレンズで写真を撮るということ
オールドレンズは先程書いたとおり、マニュアルフォーカスのレンズです。このオートフォーカスが当たり前の時代に、なぜわざわざこのような面倒なレンズを使用しているのか。それは偏にその独特の描写にあります。下の写真を御覧ください。
この人物(自分ですが)の左腕のあたり。ハイライトが滲んでぶれているような描写になっています。最高。これはsummarit 5cmという60年前のレンズをα7Ⅲにつけて撮影しています。また、コントラストが低かったり、独特のボケ方をしたりとレンズによって個性が様々で、現代レンズにはない、個性的な描写が楽しめるのです。
現代レンズの描写に物足りなさを感じている方は、ぜひharu wagnusさんや鈴木啓太/urbanさんの写真をみてください。きっとこの世界に惹き込まれると思います。そして、このnoteを通じて、僕もオールドレンズの魅力や、使い方などをご紹介できたらと思います。
ではまた。
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