タイで見つけたアジア留学の魅力
自己紹介/バックグラウンド
宮崎県で生まれ、鹿児島県、長崎県に住み、小学校4年生から高校卒業まで沖縄県で過ごしました。現在は、鹿児島大学の3年生で法律を勉強しています。大学の交換留学制度を利用して、タイに留学中です!
留学のきっかけ
幼い頃から英語塾に通っていて、教科としての英語が得意だったので、高校では国際科に入学し、留学を視野に入れるようになりました。高校生の頃には、シアトル研修と台湾研修に参加しました。沖縄県が主催する長期留学プログラムにも挑戦しましたが、二次面接で落ちました。その後コロナ禍となり、留学することが困難になったため、留学したいという気持ちが薄れていました。公務員になるつもりで大学では法学部に入学しましたが、コロナが収束し、今後の進路を考えていると、やはり長期留学に挑戦してみたいという思いが再燃し、留学を決意しました。
留学までの準備、アドバイス
大学の交換留学制度を利用しているため、派遣大学との連絡は大学の担当者の方が行いました。派遣先大学への登録などはスムーズにできましたが、ビザの申請に必要な入学許可証の原本が届くのに時間がかり、ビザ取得が出発5日前になって、出発前は無事に出国できるかとハラハラしました。タイ人の国民性からかもしれませんが、メールをしても返信がないことが常です。その場合は、早めに何度もしつこいくらいメールした方が良いです。また、情報を聞き出すために、同じ大学に留学していた先輩がいれば繋げてもらって話を聞くなどしていると安心です。
留学生活の様子
授業は全て英語で行っていて、今学期の授業は4コマ(1コマ3時間)のみで、木曜日から日曜日は授業がないので、友達と遊びに行ったり、市場やお寺、買い物に行くことが多いです。大学内でのイベントもよく開催されるのでそれにも積極的に参加しています。留学生寮に住んでいるので、共用スペースでみんなでご飯を食べたり、友達の部屋で遊んだりもします。
留学のリアル、ツラかったこと
タイでは思った以上に英語が通じません。英語が話せても、タイ語訛りがすごすぎて、聞き取れないことが多いです。有名大学の学生は英語を話せるので、大学内では問題ありませんが、大学外ではタイ語が必須です。最近はタイ語を勉強するのにハマっています。まだ滞在3ヶ月目ですが、今のところ特にツラいことはありません。強いて言えば、タイ人が時間にルーズすぎることです。プライベートならまだ良いですが、大学の授業も時間通りに始まらず、先生も直前に開始時間を変更したり、休講にしたりするので、時間に関しては振り回されることが多いです。
留学して良かったこと、成長したこと
友達がたくさん出来て、宗教や価値観の違いを実感でき、異文化理解がどのようなことが少し理解できたと思います。違いを知ることで、日本がどのようであるかにも気づくことができます。よく日本人はこうであるとか、タイ人はどうであるとか、出身国でその人の性格を無意識に決めつけがちですが、出身国はそれほど重要ではなく、その人はどのような人であるかを知ることが重要だなぁと感じています。
留学を目指す人へのメッセージ
留学先候補としてタイはあまり挙がりにくいと思いますが、タイは非常に面白い国なので、留学先として、とても魅力的だと思います。同じアジアでも日本とは全く違う雰囲気です。バンコクは、都市と昔ながらの生活が混ざっていて、カオスという言葉がよく似合います。また、バンコク中心部でなければ生活費は日本より断然安く、JASSOの貸与奨学金だけでも十分に生活できるので、経済的にも優しいのも魅力の1つです。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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