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夢を追いかけて:パンデミックを乗り越えた2年越しの留学

<自己紹介>
・UC San Diego
・Foothill College
・Business major
・Accounting minor
・UC編入


自己紹介/バックグランド

私は福島県出身で、地元の公立小中学校、県立の高校に通いました。
国際科学科という珍しい学科の高校に通い、高校1年時には夏休みの間を利用しオーストラリアへ語学研修に行き、2年次には文部科学省主催、日韓高校生交流派遣事業のメンバー56人へ選抜され、韓国へ行く機会がありました。これらの国際経験から、大学では長期の交換留学にいきたいと考えていましたが、高校3年時に大学受験に失敗し、他に行きたいと思える大学が日本に無かったため、アメリカの大学へ進学することを決意しました。

2020年の3月1日に卒業し、同年4月からシアトルの語学学校へ通う予定でしたが、パンデミックの影響により渡米一週間前に国境が閉鎖され、人生計画が大きく狂いました。その後、現地へ渡ってもオンラインの授業しか取れない状況が一年続いたため、2021年の2月からオンラインの語学学校に半年間通い、進学先の変更をしました。
2021年の12月14日に渡米し、約2年越しのアメリカ留学が叶いました。
2024年6月にFoothill Collegeを卒業し、同年9月よりUCSDへ編入しました。

留学のきっかけ

海外進学に踏み切った理由は主に二つあり、1つ目は私が自由を求めていたからです。 「自由の国アメリカ」とはよく言われますが、自由と言ってもその幅は広いです。私が求めていた自由さとは、年齢関係なく、いつからでも、誰もが新しい事に挑戦できる環境でした。私はかなり自由奔放な性格をしているため、高校生の頃から人生のどこかで2年間ぐらいギャップイヤーを取りたいな〜、就職前にはワーホリ行きたいな〜と考えていました。その点アメリカは、学生が好きな時に入学し、好きな時に卒業していく自由な制度を持っているため、年齢や学年を気にする事なく、自分の好奇心を解放できる環境が整っていました。 (パンデミックのおかげで高校卒業後一年半しっかりギャップイヤーを取りました✌️)

二つ目は、その自由な制度によってもたらされる、多様なバックグラウンドを持つ人々と関われる環境を求めていたからです。私は高校生一年生の時にオーストラリアへ語学研修に行く機会があり、その際に欧米の自由な社会や制度がもたらす多様性や多文化共生の仕組みに感銘を受けました。今まで知らなかった世界を目にした事でもっと知りたいと思うようになり、いつかまたその知らない世界に飛び出したいと考えていました。そのため、多様な人々に出会え、さまざまな文化、信仰、習慣、価値観に触れることができるアメリカのコミュニティーカレッジが、当時の私の理想に最も近い環境が整っている場所でした。 (ギフテッドと呼ばれる小学生ぐらいの天才少年少女から、70代の定年退職し新しい事を始めたいおじいちゃんまで、本当に多様な年齢、背景を持つ人がクラスにいます。)


留学までの準備、アドバイス

私からのアドバイスは、留学手続きや準備は『必ず自分で』できる限り全て行うことです。
出願やVISA申請、クレジットカードや保険加入手続きなど、多くの重要書類の準備や記入、管理、手続きの実行は大変かと思います。しかし、これらの経験は渡航後の生活に必要となるスキルを手に入れることができる大変重要な機会であり、また手続きを自分で行うことで契約までのステップや道のりをきちんと理解できるという利点があります。
当時の私は他人任せに渡航準備を進めてしまったことで、いざ現地についてから予期せぬクレジットカードや銀行口座のトラブルに巻き込まれた経験があります。(口座が停止され銀行で大号泣し、当時のルームメイトに現金で$1200/¥180000借りるという恐ろしい経験をしました。)皆さんは真似しないでください!

留学生活の様子

普段の生活の中で、留学前と最も変化したものは食(料理)です。私は体質的に多くの油・乳製品・小麦粉を摂取してしまうと消化不良を起こしてしまうということにアメリカに来て初めて気づきました。そのため、Theアメリカンな食生活を数日続けてしまうと100%お腹が崩壊するため、自炊生活をすることで体調を管理を行うようにしています。アメリカでは日本とは異なる食材やスパイス類を手に入れることができるため、試行錯誤を繰り返しながらではありますが、料理と健康という新たな趣味を開拓しています!

留学のリアル、ツラかったこと

留学で一番辛かったこと、苦労したことは勉強です。 私はコミカレでの約2年間、人生で一番勉強に打ち込みました。UC編入を目指していたため、より高いGPAをキープするだけでなく課外活動も熱心に打ち込み、その結果、毎日3〜4時間の睡眠で乗り切っていた時期もありました。Aを取れないかもしれない、Bを取ったらどうしようという恐怖とストレスに襲われ、泣きながら朝まで勉強をひたすら続けたり、両親に爆泣き電話をしたことも度々ありました。今では笑い話ですが、当時は精神的におかしくなりそうなほどに、人生の全てをGPAに賭けていました。
結果、目標としていたUC San Diegoをはじめ、UC Berkeley、UC Irvine、UC Santa Barbaraなどの大学からも合格をいただくことができました。UC Riversideからは合格と共に2年間で約400万円の優秀生奨学金のオファーもいただくことができました。

留学して良かったこと、成長したこと

留学は人生を大きく変える、かけがえのない経験と学びが得られます。挑戦することへの不安は当然あると思いますが、そうした経験こそが、将来の可能性を大きく広げてくれるはずです。新しい文化や環境に触れ、異なる価値観や生活習慣に直面することで、自分自身の強さや適応力を発見し、成長する絶好の機会となります。

将来の夢

USCPAの取得を目指しています。

留学を目指す人へのメッセージ

人生の選択肢は無限にあります。 私は「正解の道」なんてものは無いと思います。 自分が選んだ道を正解ルートにできるのは自分だけです。 夢を持ち続け、世界を自分の視野に収めてください。 そして、挑戦する勇気を持ち続けてください。
留学は多くの発見と成長をもたらし、可能性に満ちた未来への一歩となるはずです!


最後まで読んでくれてありがとうございました!


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