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留学で広がる世界:チェコでの留学ストーリー

<自己紹介> 
・チェコ留学
・北海道出身
・Masaryk University


自己紹介/バックグランド

私は北海道出身で、高校卒業後に北海道の短期大学で英文学を専攻しました。その後、チェコのブルノにあるマサリク大学 (Masaryk University) に進学し、現在は教育学部の「Education for Diversity and Inclusion」というコースで学んでいます。ブルノは、オーストリアのウィーンから約2時間ほどの場所にある都会的な街です。4歳から続けているピアノを弾くことが趣味で、忙しい留学生活の中でも時々鍵盤に触れてリフレッシュしています。

留学までのきっかけ

私が海外に興味を持ち始めたのは、3歳や4歳のころでした。当時、アメリカのアニメ『セサミストリート』を観て英語の歌をよく聞いていました。それ以来、英語に触れることが楽しくて、自然と海外への憧れが芽生えました。そのころから「いつか海外に行ってみたい」「海外の大学で学びたい」という気持ちが強くありました。なので、短大に入学する前から、短大卒業後は海外の大学に挑戦しようと決めていました。

海外大学への挑戦を考える中で、初めは脳科学に興味を持っていました。その理由は、7歳の頃に怪我をした経験が影響しています。自分の脳について理解することで、自分自身や他者の成長に役立てることができるのではないかと考えたからです。しかし、理系学部は自分にはハードルが高いと感じたため、似たような内容が学べる分野を探していたところ、「教育神経科学」という分野を知りました。この分野を学べる大学はアメリカに1校だけありましたが、高額な学費がかかることがわかり、断念しました。その後、大学で教育学にフォーカスすることを決め、チェコのMasaryk Universityを選びました。この大学を選んだ理由は、特別支援教育に関連する科目があり、自分が特別支援学校で経験したことを活かせると感じたからです。また、学費が手頃で生活費も日本と同じくらいというチェコの環境が、自分にとって理想的だったことも大きなポイントでした。

留学までの準備、アドバイス

留学を実現するための準備は大変でした。北海道の一般的な高校では海外大学に関する情報を集めるのは困難で、ネット検索と短大の先輩からのアドバイスが頼りでした。特に、ビザ申請などの手続きではチェコに留学していた先輩に助けられ、本当に感謝しています。

振り返ってみて、高校生や留学を目指している方にアドバイスをするなら、「ネットだけでなく、イベントや交流会に積極的に参加して、情報や人脈を広げること」をおすすめします! また、英語のスピーキングスキルを伸ばしておくことも大切だと思います。実際の授業ではディスカッションが多く、話す力が求められる場面が多いため、事前に力をつけておくと良いと思います。英語を「勉強」としてだけではなく、好きな映画の英語を真似してみたりと楽しみながら学んでみるのもオススメです。ちなみに私はよく「ハリーポッター」の映画を観て、真似してました!

留学生活の様子

マサリク大学での生活は非常に充実しています。授業は少人数制で、20人以下のクラスが多いため、先生とのディスカッションが活発に行われます。授業の一環として地元の小学校や中学校を訪問し、実際の教育現場を体験することも多いです。

さらに、私はTeaching Assistantとして日本語の授業に関わっています。文法クラスでは練習問題を作成したり、日常会話のクラスでは日本語だけを使って教えたりしています。チェコの学生たちは非常に熱心で、日本語を学ぶ姿勢から多くの刺激を受けています。

日々の生活では、課題やレポートに追われることが多いですが、友人とカフェに行ったり、気分転換を図る時間も大切にしています。住まいは大学の寮で、ほとんどが留学生です。同じ学科には日本人が4人いて、困ったときにはお互い助け合える存在です。

留学のリアル、ツラかったこと

初めての海外生活では、慣れるのに時間がかかりました。特に、SIMカードの購入や銀行口座の開設では、チェコ人の友人の助けが必要でした。チェコの方々は基本的にシャイで日本人に似た気質があり、初対面ではあまり話しかけてくれないこともあります。しかし、仲良くなると皆さん親切で信頼できる人たちです!

また、ホームシックを感じることもありました。そのときは、日本から持ってきた日本食を食べたりしてました。チェコにはアジアンスーパーもありますが、日本の味とは少し違うので、日本に帰国した際には日本食のありがたみを改めて感じました!

留学して良かったこと、成長したこと

留学を通じて、自分から行動する力が身につきました。日本にいたころは周りに頼ることが多かったのですが、今では自分で問題を解決する力がつきました。困ったときには友人や寮の受付に相談し、積極的に解決策を見つけるようになりました。また、英語でのリーディングやライティングの力も少しずつ成長しているなと実感してます!

将来の夢

将来は大学院に進学し、音楽教育や特別支援教育などをさらに深く学びたいと考えています。具体的な目標はまだ模索中ですが、日本と海外の両方で生活し、それぞれの良さを活かした働き方ができればと思っています。


これから留学する人へのメッセージ

留学を迷っている方へ、一歩踏み出すことをぜひおすすめします!不安もあるかもしれませんが、留学を通じて学ぶことは本当に多いです。大変なこともありますが、「死ななければ大丈夫」というくらいの気持ちでチャレンジしてほしいです。

自分を信じてどんな挑戦でもぜひ歩み出してみてください。応援してます!


Moeさんの話を聞いて、留学を通じた成長と挑戦の大切さを感じました。この記事が、留学を考えている方々の参考になれば嬉しいです!

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