マンデブ海峡封鎖で物資不足、ガソリンの高騰、食糧は?
来たか海峡封鎖。
原油が止まればその瞬間から食糧危機です、そして懸念されるのは、物流停滞による物資不足のインフレです。
日本の原油の殆ど、(95%程度)を中東に依存しています。私達の最重要課題は、今後、生活に直結する海上輸送がどうなるか?ということです。
私達は最も危険なホルムズ海峡の封鎖を心配していますが、実際に起こるのはホルムズ海峡の封鎖ではないかもしれません。
マンデブ海峡でインドの石油タンカーが攻撃されたという情報を耳にしたので、ネット記事を追いながら検証してみました。
商船2隻にフーシー派が攻撃した?
マンデブ海峡で、リベリア船籍の商船2隻がフーシー派の無人ドローン攻撃を受けたというロイターから。
『イエメン沖で親イラン武装組織フーシ派が船舶への攻撃を活発化させており、紅海を経由した物流への影響が懸念されている。マースクなど一部の海運大手は乗員の安全を考慮して紅海の通航を見合わせるなどの対応を取っている。』(引用)
安全性を懸念し、大手海運会社2社が紅海を通る物資の輸送を中止した
紅海を通じた物資輸送の停止は、同地域の商船への攻撃を受けた安全上の懸念によるもの。
各社とも、安全上の理由から、紅海を経由せず、アフリカ周りでヨーロッパへの物資を輸送するという。
これによって輸送費が増大するだけでなく、物資の輸送停止がす波及すれば、供給量の不足により商品価格は跳ね上がってしまうのです。
イギリスの駆逐艦はドローンをミサイル攻撃したと発表しましたが、不思議な事に、イギリスの駆逐艦より戦力があるアメリカの空母アイゼンハワーが紅海から撤退したというのです。
https://x.com/trappedsoldier/status/1735919170573992213?s=20
『イラン革命防衛隊に『ヘリを飛ばすな!方向を変えろ』と警告され、すごすごと従う米空母アイゼンハワー。』
https://twitter.com/trappedsoldier/status/1735919170573992213?s=20
『イランより監視された米アイゼンハワー空母打撃群が、ミサイルを搭載した高速ボートに囲まれながら、ホルムズ海峡を通ってペルシャ湾を出る。』
『イランより監視されたアイゼンハワー空母USS群 が、ミサイルを搭載した高速ボートに囲まれながら、ホルムズ海峡を通ってペルシャ湾を出る。
空母がホルムズ海峡を通過、革命防衛隊海軍は全ての米軍艦に対し、ヘリコプターと飛行機を甲板に停泊させるよう命令し、米軍はこれに従った。』
こちらが本命だったか、マンデブ海峡封鎖。
https://x.com/SatorismT/status/1736424069921386599?s=20
現在アメリカはフーシー派に反撃するかどうか検討中、ということですが、
アメリカ軍には戦う意思がないようにも見える。
ここまでくると、フーシ派がドローンで商船を攻撃しているというのも、作り話か、戦争を煽るための偽秦作戦か、商船の運行を妨害することが最大の目的であるように見えてしまします。
と、考察はここまでですが、これから実際に起きる問題は深刻です。
この様に、ホルムズ海峡とマンデブ海峡の船舶の通行料を爆上げさせられるだけでも商品の値上げに影響するのですが、運行がストップしてしまったら値上がりは尋常ではないものになりそうです。
紅海経由の輸送を一時停止 欧州の海運大手(毎日新聞)
現実にこれから起こることは、実は私達の生活に直結します。
新聞各社が報じるように、欧州の海運大手が相次いでコンテナ輸送を一時的に取りやめたり、アフリカ経由で輸送するため、コスト高と遅延に苦しむ日が来るでしょう。日本に与える影響は、限定的であって欲しいと願いますが、アメリカの戦争茶番が終わるまで、物資が不足や高騰、最悪の場合の食糧危機がないことを祈ります。