母の命日。
8年前に母がいなくなることを待つしかなかった日。
母がいてくれないと困る。
そんな言葉が生きるエネルギーになってくれればとかけてみた後に
困るのは私。
絶えずずっと続く痛みに耐える時間を引き延ばせと
ずいぶん身勝手なことを言っていることに苛まれ、
十分辛い思いをしたんだから
もうじゅうぶんだよと母が苦しまない言葉を選んで伝える。
そんな毎日が終わった日。
来てほしくなかったけど
待っていた日。
あれから8年も経ってしまって
母がいない日常が当たり前になってしまった。
母の影響を受け、
母の価値観で生きていた自分を見つけ、
自分がどうしたいかを選んで生きるようになって8年。
顔も性格も母に似た自分は
母のように生きていくんだと思っていたけど
自分で選択し生きるようになり
そうでもなかったことに気がついた。
母がいなくなったことが私にもたらしたことを考えると
またひどい娘だと非難をしたくなる。
それでも、
私の人生は私のものだから
母の人生をなぞるように生きなくていい。
こどもたちにもそうあってほしくて
私の価値観をすり込まないように
声をかけるように気をつけている。
母が今でも元気に生きてくれていたら
一緒にごはんを食べたり
旅行に行ったり
日常のあれやこれやを弾丸のように話したり。
まだまだしたいことはいっぱいあった。
生きていて欲しかったと本当に思ってるよ。
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