PHPのパスを通す
パスを通すとは
*パスを通すとは、コンピューターに実施ファイルがどこにあるか教えてあげる事です。
[コマンド]と呼ばれる命令文を書いてPCの操作や設定を行っていくツールがあります。
Macの場合Launchpadというところから[ターミナル]を検索して開きます。
Windowsの場合画面左下のタスクバーに[cmd]と入力してコマンドプロンプトヲッ開きます。
これがコマンドです。
まずは、コマンドからPHPの実行ができるか確認してみましょう。
php -v と入力し
php ◯.◯.◯( 〜 が出てきた方は、既にパスが通っているのでこの手順は不要です。
〇〇: command not found: php とエラーメッセージが出てきた場合はパスを通す必要があるので、下記の手順を踏んでください。
*コマンド操作で全角スペースがあるとエラーになります。今後コマンドをしようする際のスペースは全て全角スペースなので注意してください。
例)× php-v × php -v ○ php -v
パスの通し方
Macの場合
・まずは、自分PHPのターミナルのデフォルトシェルを確認します。
ターミナルで下記を実施してください。
echo $0
[-zsh] と出力された場合はzsh、[ -bash] と出力された場合はbash
これが、シェルというものです。
自分がどちらのシェルを使用しているか、覚えておきましょう!
・次に下記を順番に実施してください。
cd ~
ls -a
*cd ~ はホームディレクトリに移動。
ls -a は現在のディレクトリ内のすべてのファイルやディレクトリの一覧
・次にファイルを作成しますので、下記を実施してください。
[-zsh]の方の場合 touch .zshrc
[-bash]の方の場合 touch .bash_profile
・続いて、上記で作成したファイルにパスを通していくので下記を実施してください。
[-zsh]の方の場合
echo 'export PATH=/Applications/MAMP/bin/php/php〇〇/bin:$PATH' >> ~/.zshrc
[-bash]の方の場合
echo 'export PATH=/Applications/MAMP/bin/php/php〇〇/bin:$PATH' >> ~/.bash_profile
*◯◯のところには自分のMAMPのバージョンを入れます。
例えば、私の場合phpバージョンが8.2.20なので、シェルがzshの場合
echo 'export PATH=/Applications/MAMP/bin/php/php8.2.20/bin:$PATH' >> ~/.zshrc
と実施します。
・反映が終われば最後に
php -v
を実施してみてください。
php ◯.◯.◯( 〜 が出てくれば成功です!!
Windowsの場合
・スタートメニューから「システムの詳細設定の表示」を開き、開いたウィンドウの「詳細設定」タブ内「環境変数」ボタンをクリックします。
・システム環境変数欄のPathを選択し「編集」をクリックします。
・環境変数名の編集画面が開きますので「参照」をクリックします。
・¥MAMP¥bin¥php¥php[◯◯]¥bin と入力します。
・上記の場合
¥MAMP¥bin¥php¥php[8.2.20]¥bin になります。
・指定ができたら、各ウィンドウをOKで閉じてください。
・反映が終われば最後に
php -v
を実施してみてください。
php ◯.◯.◯( 〜 が出てくれば成功です!!
最後に
エンジニアに、エラーはつきものです!
コマンドで命令しても、PCからすれば「なんだよ、それ…」ということが起こっているだけなので問題ありません!沢山エラーを出して、解決して、慣れていきましょう。次回は実際に文字などを出力してみるので楽しみにしていてください!
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