ビッグ・ベン と 時計の針

4年ぶりにビッグベンの時計を掃除すると聞いて、いつもはあまり使わない望遠カメラを引っ提げて写真を撮りに行ったときの一枚。よく見ると、右側の時計盤で赤い服の作業員が掃除をしているのがみえます。いつもこの下を通るたびに見上げていたビッグベンですが、こうやって望遠レンズでみると肉眼では見えなかった細部の細かいデザインがよくわかります。実は日本人になじみのある学校のチャイムは、このビッグ・ベンが奏でる『ウエストミンスターの鐘』なんです。

ところでイギリスにはサマータイムというものがあって、日の出ている時間を有効に使うため、夏には1時間時計の針を進め、冬には1時間戻すという習慣があります。スマートフォンやパソコンは自動で時刻が変わるのですが、アナログ時計などは朝起きたら自分でくるくる全部の時計の針を回さなくてはいけません。

そこで「せっかくなら、あのビッグベンの針がくるくる回るとこが見たい!」と思って、Google先生に聞いてみたら、ビッグベンの時計は夏には11時間止めて(針は1時間進む)、冬には1時間だけ止めて(針は1時間戻る)針を合わせるんだとか。実に効率的で感動しました。深夜にわざわざ止まっているビッグベンの針を見に行かなくてよかったなぁと、書きながらあの頃を思い出しました(笑)

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