人は本当にはわかり合えないのだとしても、
「苦しんで藻掻いている人のほうが魅力的だと私は思う」と言ったら、それをそのまま復唱してじっくり考え込む私のパートナー。あなたがあなたのような人だから私はあなたを好きになったんだよ。私たちは時々ちがう言語を使うけど咀嚼に使う時間は信頼そのもの。お互いの似てないところは宝物だ。ちがう言語を使うからこそきっとわかり合おうとすることができるのだよね。似てない人やちがう畑の人と一緒にいるためにはわかろうとし合う必要がある。人は本当にはわかり合えないと知った上でそれでもわかりたいと思う気持ちが愛を育む。遠いからこそ生まれ得る信頼がそこにはあるように思う。