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北欧料理に学ぶ男子料理

日本男子が料理を作るなら北欧料理を作るべきである。
その意味は料理文化を説明しなければならない。

1970年代日本は外食産業が発達したがその事は日本の
食文化の底上げになり素晴らしいことではある!
それ以来様々な異国の料理が日本に移住し日本は多国籍料理が定着し今日に至る。

日本に対し北欧(フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・デンマーク)の料理で
あるが2006年フランス大統領のシラクがフィンランドを訪問した際、記者から
フィンランド料理の感想はと聞かれ『ウ~ン!イギリスよりマシ!』と
コメントしたことが有名だが、私はこの発言は大きな間違いだと思う!

北欧料理は伝統あるシンプルな料理が脈々と受け継がれてきた。
サーモン・ミートボール・ポテト料理である。

料理研究家の立場で述べるが、伝統あるシンプルな料理は奥が深くシンプルな料理は
シンプルであればあるほど高い料理技術を要求される。

この二つの料理文化を検証し料理研究家スマイリーが出した結論は
男性は北欧料理を学び家族で楽しく料理をすることを提唱するものである。

日常の多国籍料理は実は難しい料理なので経験豊かな女性に任せる料理である。
北欧料理は男性が好んで作る比較的簡単ではあるがこだわりの料理なのである。

しかしあなどるなかれ北欧料理は『質素であるがみすぼらしくない料理』であり
美味しく!おしゃれ!な料理なので家族全員で楽しく作れる料理と言える!

日本の質素な料理といえばご飯・メザシ・たくあんではないだろうか!これでは
質素でみすぼらしいといえるが、サーモンのマリネ・ミートボールのジャム添え
マッシュポテトに電気を暗くしてキャンドルに火を灯し勿論テレビは消す事!
それに赤ワインが添えられると会話もはずみ相手に対し感謝の一言も
自然に出てくるものである。

日本は50年前『喫煙!亭主関白!男子厨房に入らず!』と声高に言われていたが
現在、『喫煙者は隔離され!愛妻家が当然!男子厨房に入ろう!』が支流となり
前者は死語となりました。

現在の男子が料理をする場合、料理研究家が教えることは押しつけの
マニュアルではなくクッキングライフにあったベクトルを提案することで
家族で料理が出来る環境を構築させる事である!

結論を言えば日常の料理は奥様にお任せし、男性は土曜の夜に電気を消し
お気に入りのテーブルクロスにキャンドルに火を付けてテレビを消して
金曜の夜に下ごしらえした北欧料理を家族の為に作りちょっと贅沢なワインを開け
家族の将来のベクトルを語ることこそ日本男子の料理の極みではないだろうか!

この総括は九州産業大学の北欧文化の第一人者の小泉教授と家族ぐるみのお付き合い
のなかで得られたものでありこころの底から北欧文化を愛する
料理研究家スマイリーの願いでもある!

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