九州発北欧展2016

日本一の愛妻家！世界一の恐妻家！料理研究家スマイリーです！
福岡で3つの料理教室を主宰しています。
スマイリークッキングスクールは年齢・性別・経験不問の料理教室！
スマイリーキッズクッキングスクールはお子様向け！
そして男性限定・女人禁制の男だけの料理教室です！
この3つの料理教室でフランス料理を教えていおり、更に
料理の哲学・料理の科学・料理の芸術を教えています！

大学で哲学・科学・芸術となると絡みにくいと思われますが
そんなことはありません！1分でおわりますから

料理の哲学とは美味しい料理を食べたい、大切なあの人に美味しい料理を
食べさせてあげたい！まさに哲学ではないでしょうか！

料理の科学とは料理の科学とは料理が決まれば食材が決まります。
その食材にどれほどの熱量を加えれば美味しくなるのか！まさに科学です！

料理の芸術とはこの世には6つの芸術が存在します！
建築・彫刻・絵画・音楽・詩そして6つ目の芸術が料理なのです！

料理は芸術なのです！
１０才の女の子が真剣に作った料理は料理の芸術です！
たとえどんな有名なシェフがいい加減に作った料理は”ただの食べ物です”

ここで日本における食文化の歴史を紐解いてみましょう！
1960年代日本には急速に外食産業が発達しました。
このことは日本の食文化の底上げになり素晴らしいことだと思います！が！
それまで週に一度・１年に一度の楽しい外食がコンビニ弁当を外食とするならば
毎日外食という人がほとんどではないでしょうか？
スーパーに行きますと250円のお弁当が山積みされています！
日本はお手軽な食文化と引き換えにあるものを失いました！
それは料理継承文化です！

県庁の依頼で親子で作るフランス料理教室を福岡調理師専門学校で開催してます！
そこで１０才の女の子が料理ブームで自分も料理が作りたいと30才のママに言うと
あら！困ったわね～！こんな時は頼りになるお母さんに相談しよう～と電話します。
お母さん！娘が料理を教えてと私にせがまれて困っているのよ。
だって私お母さんから一度も料理をならったこと無いでしょう！
お母さん私に料理を教えてほしいのよ！すると50才のお母さんが
『私も料理したこと無いザマス！』つまり親子３世代に渡り
料理継承文化が途絶えているのです！

そもそも料理継承とはなんでしょうか！料理には世界三大料理が存在します！
フランス料理・中国料理！あと一つなんでしょうか？
実はトルコ料理です！フランス料理と中国料理は食べているが！
トルコ料理はまだない！と言われる方！そんなことはありません。
皆さんが好きなピラフはピラブーというトルコ料理で日曜日の定番ピザのルーツは
トルコ料理です！つまり世界中で食べている料理のルーツをたどれば必ず
世界三大料理に行きつくのです！

では世界三大料理について解説しますと宮廷料理として栄え宮廷の崩壊により
レストランとして形を変えました。
まずフランス料理はブイヨンとフォンのだしの料理と言えます！
フランス語でブイヨン・英語でブロス・イタリア語でブロードと言い主にスープに
応用されフォンは煮込み料理やソースに応用されます。

中国料理は食材を乾燥させグルタミン酸やイノシン酸を増幅させる
中国四千年の歴史です!

トルコ料理はイスタンブールを中心としたパンとスープの独特な調理方法を
構築しています！

では日本はどうでしょうか？3年前ユネスコから重要無形文化財に認定されたのは
日本の懐石料理であり！昔から日本に継承される一般家庭の料理ではありません！

日本は50年間の間違った食文化を受け止め新たな日本独自の料理文化を
構築しなければなりません！

それは男性が料理をするということです！

平日は奥様に時短・簡単・絶品の料理を作って頂き休日に男性が非日常の
芸術料理を作ることで様々なシナジー効果が期待できます！

しかし男性が料理を始める前に必ず守らなければならないことがあります！それが
料理研究家スマイリーが提唱する『男が料理をする前の心得”男の三箇条”』です！

それでは男の三箇条を伝授させて頂きます！

第一条　ドドン！
エンゲル係数を変えることなかれ！
男が料理をしだすと買い出しにも出かけます！
300円のジャガイモと350円のジャガイモがあれば必ず350円のジャガイモを
買います！なぜでしょう！
自分の料理技術のなさを食材の値段でカバーしようとしているのでしょうか！
世の中の奥様は50円いや10円を安くあげる為に一駅いや二駅自転車をこいで鬼の形相
乳飲み子抱えて走るのです！男性は本当に戒めて頂きたいと思います！

第二条　ドドン！
台所は女性の城と肝に命じよ！
世界中の台所は女性の城！聖域！サンクチュアリです！
男性は女性の城に攻め入るのではなく使わして頂く！
この姿勢を大切にして頂きたい！

第三条　ドドン！
非日常の芸術料理を作るべし！
日常の料理と言えば思い浮かべるのは”肉じゃが”ではないでしょうか！
肉じゃがは誰が作っても同じ味になります！男性が肉じゃがを作ると大変なことに
なります。美味しい肉じゃがを作り気を良くした男性は言うにことをかき
『俺の肉じゃが！どうだ！』と口走ります！
奥様は激高し『アンタのはジャガイモが50円たかかやんね！私は肉じゃがに
こんなたかか肉はつかわん！』血で血を洗う修羅場になります！
ではどうしたら良いのでしょう！男性が非日常の芸術料理を作ればいいのです。
日がな日曜日お父さん一時間早く起きて『よし！お父さんが料理を作る！』
なん作るとガレット作る！が・が・がれっと・・・すると翌日井戸端会議で
ねぇ！うちの旦那昨日なんば作ったと思う！なんば作ったと？
ガレットば作ったとよ！が・が・がれっと！・・・
日曜日に男性がガレットを作ることが日本の食文化の底上げになるんです！
男性はおとこの三箇条をようく心に刻み台所に立って頂きたいと思います！

日本一の愛妻家！世界一の恐妻家！料理研究家スマイリーでした！
御清聴ありがとうございます