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料理をする意義

食の安心・安全志向の高まりから、注意深く食品選びをする
家庭も増えてきている。

食品添加物についての関心を強く抱いている人も少なくない。

食品添加物が最も怖いのは日本と海外における添加物の安全基準の
ズレである。

オーガニック先進国である欧米の基準の方が、食に対する意識が強い。

日本の厚生労働省が認可している添加物は年々増加しており、世界各国の
食への取り組みとは逆行しているようにも思える。

その結果、日本では許可されていても海外では禁止といった添加物も多数出回っている。

有名なトランス脂肪酸は、肥満の原因とされているだけでなく、心筋梗塞や狭心症リスクが示唆されている物質でありEU諸国においてはこれを含む油脂製品販売の禁止になっている。

一方日本では未だに菓子パンやアイスクリームなど、子供達が好きそうな食べ物にまでトランス脂肪酸の普及が続いており注意深く原材料表記に注目して食品選びをしてほしい。

日本人は健康なのだと思いがちだが、そう考えているのは我々日本人だけである。

米国で1年間にがんで死ぬ人は、約57・5万人。日本人は約36・5万人、日本人の死亡数は米国の約1・6倍にもなっている。日本は先進国であるにもかかわらず、がんが原因で亡くなる人が増え続ける唯一の国。日本が「がん大国」である「本当の理由」はここにある。

いまや日本ではがん患者が増え続け、2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死ぬそんな時代になった。

今こそ食品添加物の是非を考えなければならない。



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