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食べ物の力

現在の家庭料理は簡略化しておりその背景としては家庭電化製品や
インスタント食品の普及や外食産業の発達などである。

日本は1970年当時私が8歳の時、外食産業が発達した。
私は週に一度の外食が楽しみでしょうがなかったが
現在は毎日外食という人もいるだろう。

外食産業が日本の食文化発展の底上げになったが
日本料理継承文化が絶えたことは残念である。

日本料理の継承とはだしと言っても過言ではないでしょう。
本来昆布とカツオで取るべきだしをほとんどの家庭で調味料で
取っている50年間は料理継承がなされていない事である。

しかしあなどるなかれ料理には他にはなパワーがある。
人間は衣食住のなかで着るものや住むことに無頓着や
無関心の人が多い中食に関しては貪欲である。

たとえ一国の方針で禁食禁飲をうちだしたりしても
そのものが人は欲している場合どこか人知れずその製法は
受け継がれているものである。

つまり人間の食欲は世の中の全てを凌駕しているといってもよい。
だしの文化はぜひ男性に受け継いでもらいたいと考える。

日々の食事は時間の制約もあり調味料でのだしはもはや外すことは
できないが週に何度かの男性が作るだしは料理継承文化を託したい。

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