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包丁のお話し

料理にとって包丁は欠かすことのできない道具です。
日本の包丁の歴史は日本刀の刀鍛冶から来ており、戦で敵の鎧を
断ち切る為の究極の刃でありその源流を持つ日本の包丁文化は
世界中で追随を許さない究極の文化と言えるでしょう!
『だからダメなんです!』日本の包丁がダメというのではなく
文化が凄過ぎて一般家庭には普及しないんです。

日本包丁と西洋包丁の構造についてご説明しますと、日本包丁は
片刃で鋼があり側面の軟鉄で受ける構造です。
西洋包丁は中心に鋼で両側面の軟鉄で受ける構造で日本包丁は
片刃で切りにくく研ぎにくく、西洋包丁は両刃で切りやすく
研ぎやすいという特徴があり日本包丁は料理をつくるのに
最高で16本必要で西洋包丁は3本で料理できます。

つまり料理研究家スマイリーがお勧めする一般家庭で使用する
包丁日本の刀鍛冶文化で作られた鉄と鋼でできた錆びる西洋包丁で
種類はシェフナイフ・クックナイフまた牛刀と呼ばれている万能包丁と
ペティナイフそして洋出刃か骨スキ包丁でありそれに加え、荒砥石と
仕上げ砥石をご用意して頂きたい!ちなみに日本製は固い鋼と軟鉄を
使用しバネのある包丁に対してドイツ製は固い材質のみ使用している点で
しならせて切るという点で切れ味は日本に軍配が上がります。

私の持論ですが『包丁を研ぐと料理が上達する』でこの世の中で
神経集中するメソッドの究極は”包丁研ぎ”です。
包丁が切れなくなったら研ぎましょう!包丁を研ぐと切れるようになり
一点集中し研ぎ終わると雑念がなくなりスッキリします。

子供は包丁は危ないからと遠避けるのは”本末転倒”で幼い時期に
切れない包丁の感覚を身に着けてしまうと将来切れる包丁で切る時に
大怪我をします。

家族で包丁を共有し大切に使いお子様が新たな生活を迎える時に
”何にもしてやれないけどこの家族で使った包丁を持って行き
大切な人に美味しい料理を作ってやりなさい”と渡すことができるほど
包丁というものは家族と家族を繋ぐツールなのです。

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