モチベーション② want to
今日はモチベーション(動機付け)をどうやって高めるか?について書きます。
人間の動機付けには欲求というものが1つの原動力となっている・・・ということは「マズロー理論」を使って説明しました。
人間の欲求は生理的な欲求から社会的欲求へと段階的に訴求していくというものです。
しかし多くの人間は、そのピラミッド型の欲求レベルを段階的に意識して生活…している訳がありません(笑)
なぜなら誰もが自己実現を求める訳ではありませんし、またある程度の生理的な欲求や、安全、社会との接点が出来て、それらが満たされると多くの人間はそこで精神的に満足してしまうからです。
その満足してしまう状態(精神的空間)や、その人にとって快適な空間(物理的空間)を
「コンフォート・ゾーン」と言います
実家だったり自分の部屋、行き慣れた職場や学校、着慣れた服、使い慣れたブランドのスマホ、毎日飲んでいるコーヒーやお酒だったり、、、そこに安心感を覚えるのはコンフォート・ゾーンの中にいるということです
基本的に人は変化を嫌います、脳には恒常性維持機能というものがあり、自らのコンフォート・ゾーン(言いかえれば自己イメージ)が出来上がってしまうと、一旦変化があったとしても、再び元に戻ってしまうという機能があります
例えばダイエットに成功した人が、再び元の体重に戻ってしまったり、やめたはずのタバコやお酒に手を出したり、テストの成績が悪い学生がたまたま100点を取ったら、自信をつけるどころか不安になって再び悪い点を取ってしまう。
自己イメージから離れた行為や結果に直面すると、人間は元の状態に戻ろうとするのです
そういった脳の機能があることからも、人間は本来変化を嫌う生き物なのです
しかしその一方で、変化を好む人たちもいます。変化を恐れず、出来ないことにも果敢にチャレンジしていく人たち
ダイエットや禁煙に成功したら決してリバンドしたり、悪習慣に陥らない人たちです
そいういうコンフォート・ゾーンの外側にチャレンジしていく人たちを、私たちは「意識高い」とか
「モチベーションが高い」
と言います
では、そのモチベーションの差は一体どこから来るのか?
どうすればモチベーションが高まるのか?
前置きが長くなりましたが、その3つの条件を述べます
①want to (やりたいことをやる!)
当たり前ですが、本人がやりたくないことをやってもモチベーションなんて高まりません
今現在あなたが取り組んでいることに対してモチベーションが湧かないのは、やりたい事だったり、好きでもない嫌な事だったりするのかもしれません
それだと生産性、モチベーションなんて上がるわけがないのです
好きこそ物の上手なれ、と言います。人間好きなことや楽しい事をやっている時が一番モチベーションが高まります。そういった好例の人物が
さかなくん です
彼をTVで拝見すると、本当に生き生きしています(笑)文化系タレントから出発し、魚の知識を競うTV番組でブレイク、そこから海洋大学の教授になった極めて異例のキャリアの持ち主です
彼を見ると本当に仕事(魚に関する事)が好きなんだなと感じ取れます。誰から頼まれたわけでもないのに、自発的に勉強して、超一流の専門知識を身につけたのです。このモチベーションの高さの原動力は、
魚が好き!
という心の底から湧き上がるシンプルな欲求なのです
プロ野球選手、将棋の棋士、漫画家、You Tuber どんな仕事でも、その根底にはwant to =〜したい
という根源的な欲求が感じ取れます
しかし、誰しもがそのwant to を発見できるわけではありません。職場においては好きでもない事に対してモチベーションを高めなければいけない、、、という時は、2つ目の条件、、、
これは次回UPします
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