深刻だった若かりし自分に伝えたい「なんでかなんとかなる」の呪文。
縁あって数年前から合唱を始めています。
ワシントンD.C.や白馬、今年の1月は東京のトッパンホールというイケてるホールで公演しました。来年はパリで公演する話が出ています。
流れに身を任せていると、人生こんな面白いことになることもあります。
そして、今回は大作ベートーベンの「第九」に挑戦します。
これまで演奏してきた曲とはレベルが違うのでちょっと大変です。
さて、こういうちょっとしたチャレンジ、背伸びは、仕事でもよく起きると思います。
こういうとき、人によって、
または同じ人でも対象によって反応はまちまちです。
はなから諦めて手を付けない
とりあえず始めてみて、やりきるかどうかは後で決める
やりきることは決めて、大変そうにやる
なめてかかって、途中でやめてしまう
なめてかかって、大変さにぶつかったらヒィヒィいいながらもやりきる
やりきることは決めて、ひたすら坦々とやる
などなど
いろいろありますよね。
昔の自分は、3のやりきることは決めて大変だぞ、大事だぞ、
と自分にプレッシャーをかけて取り組むクセがあった気がします。
その方が、アドレナリンがでて馬力が出るし、
凄いことをやってる感に浸れて自己承認できたのかもしれません。
「やったぜ俺!」的な笑
ただ、それでは疲れ切ってしまうので、いまではそのやり方は止めました。
自己肯定感が上がって承認を必要としなくなったのかもしれません。
または自己肯定感が上がって失敗が怖くなくなったのかもしれません。
なので今は、
6.やりきることは決めて、ひたすら坦々とやる
でいようと思いつつ、
現実は、
5.なめてかかって、大変さにぶつかったらヒィヒィいいながらもやりきる
くらいな感じでやってます。
それでも以前よりは疲れずに、スムースに事が運びやすくなったものです。
ことに当たる時の心的態度はかなり重要だと思います。
坦々とできればできるほど、より多くのより大きなことに取り組めます。
自分で創り上げたドラマに消耗しないので、そのエネルギーが残っているから。
人生は何やかんや、なぜだかうまくいく。
何かと心配性でシリアスだった若い頃の自分に伝えたいと思いました。