オンライン決算説明会を自社主催で開催してみた 3/3 〜ふりかえり・まとめ編〜
株式会社スペースマーケットでは先日、上場してから2回目となる決算説明会を自社で主催、オンラインで開催しました!
今回は第3弾ということで、事前にやったこと編、当日の流れ編の続きとして、ふりかえり・まとめ編をお送りします!📝
まだ前回の記事を読んでいない方は、前回の記事もご覧いただけますと幸いです!
次回に活かしたい気づき
ここからは、「当日そこまで気がまわらなかったけど、やったほうがよかった!」「これはやっておいてよかった!」という気づきについてまとめておこうと思います。
⬛️ スタッフは多すぎるくらいいても大丈夫!
今回、スピーカー、司会者以外に、5名のメンバーにスタッフとして会場まで来てもらいました。こんなにいてもやることないかな?🤔と思ったのですが、オンラインはオンラインなりにやることがあるもので、けっこうバタバタでした。
オンラインだからヘーキヘーキ、と思わず、スタッフの人数は余裕を持っておくと良さそうです!💪
⬛️ PCのインカメラの配置をもっと工夫したい!
PCのインカメラを利用したので、スピーカーのみを映した際に、前かがみぎみの映像になってしまいました。前々回の記事で「決算説明会の主役はあくまでも決算説明資料」と言いましたが、やっぱりスピーカーの映りがきれいに越したことはないと思います。PCをちょっと遠めの高いところに配置して、操作はマウスのみで行う、などの工夫をすれば、前かがみにならず、背筋を伸ばした映像をお届けできそうです。
機材を入れなくても、ちょっとの工夫で格段にクオリティの高い配信になると思うので、次回はさらに気を配りたいです!💪
⬛️ 途中参加の方へのフォローがあると丁寧そう
説明会の最初に、質問機能からいつでも質問していいこと、困ったことがあったらチャット機能で問い合わせてほしいこと等の注意事項ををアナウンスしたのですが、開始時刻を過ぎてから参加された方は、その説明を聞く機会がないままになってしまうことに気がつきました。
途中から入った方に注意事項を個別にお伝えしたり、もしくは定期的に注意事項をスピーカーが伝えるようにするとより丁寧かも!と思いました。
⬛️ スライドにマウスポインタがチラチラしないようにしたい
これはウェビナーあるあるだと思うのですが、画面共有したスライドを操作する際に、マウスポインタを動かしてしまって、そのポインタの動きまでもが配信されてしまう・・・という失態を犯してしまいました。😇
気をつけていたにも関わらず、当日バタバタしていてうっかりやってしまったので、次回はスタッフ全員に徹底してこの概念を叩き込みたいと思います!🔥
⬛️ 質問は、こちらでいくつか用意しておいても良いかも
オンラインでの質問は、慣れていない方だと送りにくさもあると思われるので、質疑応答コーナーを暖めるために、事前にいくつか想定される質問を用意しておいて、質問数に応じて想定される質問に答える形式を取るのも良さそうでした!
⬛️ アンケートを取るのを忘れないように!
こちらも初めての自社主催&オンライン開催でバタバタしていたことによる凡ミスなのですが、参加者にアンケートを取るのをうっかり失念してしまいました・・・。😇
次回は絶対にアンケートを取るのを忘れないようにしたいと思います!
決算説明会をオンラインで行うメリット
今回、昨今の事情からやむなくオンラインという選択肢を取ったのですが、やってみると、オンラインでの説明会はいいことがたくさんあることに気が付きました。
⬛️ 質の良い参加者を担保できる!
今回、私たちは参加者を機関投資家もしくはアナリストの方に限定しての開催し、該当しない方には参加申し込みに対してお断りを入れる形式を取らせていただきました。
これがリアルイベントとしての開催となるとそういうわけにいかず、社長と名刺交換をしたい営業の方が紛れ込んだりする可能性があるので、本当に決算に興味のある方のみに来ていただけるのは非常にメリットだなと感じました!
⬛️ より多くの参加者に来ていただける
決算説明会が集中する時期は、機関投資家やアナリストの方はかなり多忙です。他の説明会と被ることもあるので、私たちとしては集客に苦戦することもあります。
その点、オンラインでの開催であれば、参加者は移動の手間が省けます。同時刻に開催されているいくつかの説明会を行ったり来たりということも簡単にできます(もちろん、私たちとしては、ずっと私たちの説明会を聞いていてほしいですが・・・!)。
この手軽さは、やっぱりオンラインならではだと思いました。結果的に、より多くの参加者に来ていただけた実感があります。
⬛️ 同時に記録に残せる
オンラインで決算説明会を開催すると、その記録を撮るのが容易になります。あとで動画を公開したり、社内向けに共有したりすることが手間なくできるようになります。
リアルで開催する際に記録に残そうとするよりも非常に簡単なので、これもオンラインで開催することのメリットだなと感じました!
⬛️ 機関投資家・アナリストの方を改めて振り返ることができる
今回、集客を自身で行う必要があったため、今までお会いした機関投資家・アナリストの方を改めてリスト化し、整理することに着手できました。
リスト化等の作業はついつい後回しになりがちだったので、とてもいい機会になりました。
また、リスト化することでみなさんのことを改めて振り返ることができ、「上場してからまだ1年経たないけど、こんなにたくさんの方にお話を聞いていただいたんだな」と、感慨深い気持ちになりました。
上場してからは初めてのIR業務にバタついており目の前の仕事をすることでいっぱいいっぱいでしたが、こうやって改めて振り返ることができたのは意外なメリットでした!✨
まとめ
以上、はじめてオンライン決算説明会を開催してみた際のあれこれでした。事前にやったこと、当日の流れ、ふりかえり・まとめと、3記事にわたり、かなりのボリュームになりましたが、この記事がこれからオンライン決算説明会を行う方にとって少しでも参考になれば幸いです!
実際にオンライン決算説明会を開催してみると、リアル開催よりいいことがたくさんあったので、今後も継続して開催していきたいと思います!💪