人に言えない過去を告白したら、自分のかけがえのない価値を見つけたんですが聞いてくれますか?
「ああ、やっと、やっと見つけた!」
「私の価値はこれだったんだ!」
そう確信したとき、わたしの胸奥の筋肉が震えた。
心が本当の喜びで震えると
じっさいに食道の奥がブルブル震えると知ったんだ。
この話は、
パチンコ依存症で借金数百万を抱え、
超不安定な工場派遣で全国各地を転々とし、
人生に絶望したわたしが
私のブレインダンプの一部始終です。
もしあなたが
・やりたい事がわからない
・人の役に立てることなんてない
・好きなことがわからない
そう思うなら必ずお役に立ちます。
記事の最後にはちょっとしたお知らせがあります。
では、わたしの恥ずかしい過去と脳内をじっくりとご覧ください。
*以下、口調が変わっていますがその理由もあとでお話しします。
過去の経験をふりかえり
自分の強み・弱みを洗い出す。
いわゆるブレインダンプ。
ご存じの方も多いと思う。
コンセプトや商品設計のコンテンツには
「必ずブレインダンプしましょう」
と書かれている。
でも、
「ああ、くじけそう」
こう感じる人は多いのではないだろうか?
よーくわかる。
わかりすぎてめまいがする。
なぜなら私も同じことで苦しんだからだ。
くっそ時間がかかるし
成果なんて全く見えてこないし。
でも安心していただきたい。
これからわたしのケースをご覧になることで
・こうすれば強みが見つかりそうだ
・モヤモヤしていた感情がすっきりした。
・やっぱり自分に正直になることは素晴らしい。
と感じていただけるだろう。
そして、終わった後に
の見つけ方がわかるだろう。
今回は、人生の振り返り(ブレインダンプ)の中でも
比較的取り組みやすい
「人生で最もうれしかったときと具体的シーン」
に焦点を当て
どんの人生を赤裸々に告白していく。
◎できない人にコツやポイントを教え、
「自分でもできた!やった!」と喜んでいるとき。
○具体的シーン
職場のテニスサークル。
ミックスダブルスの練習試合中、
ミスするたびに申し訳なさそうな顔をする初中級の女性、Aさんがいた。
「すみません。足引っ張ってごめんなさい。」
出てくる言葉はネガティブなことばかり。
当然プレーも消極的になる。
さてどうしたものか。
この人にもっと楽しんでもらいたい。
こんなときこそ僕の出番。
スイングなんかいじらない。
視点・とらえ方を変えるだけで上手くする事が得意なんだ。
のべ100人以上のテニス未経験・初級者にわかりやすく教え、
テニスの喜びを感じてもらった実績があるのだ。
試合後、Aさんに尋ねる。
「スマッシュとハイボレーが上手くなる方法があるよ。」
「しかも簡単にパコパコ打てて楽しい。」
「15分くらいやけどよかったら見よ・・・」
「え?なにしてるん?はよう教えてや。」
よほど悔しかったんだろう。
ブンブンラケットを振りながら
足早にコートに入っていくAさんであった。
「そうこなくっちゃ。」
ぼくもにやけながら靴ひもを結びなおした。
まずすべきはプレーの分析だ。
・得意ショットと打てる場面。
・苦手ショットと打たされる場面。
まずこの二つを把握。
そのうえで基本的方針は、
「得意なショットを多く打つ。」
「苦手なショットはできるだけ打たない。」
このマインドを持ってもらおう。
もちろん対話をしながらだ。
押し付けても人は理解しない。
いくら正しいことを言っても、
聞く体勢を持たなければ頭に入らない。
まず、この姿勢を言葉や態度で示すことだ。
さて、話を戻そう。
Aさんの分析
逆に、山なりの深いボールはミスが多い。
肩から上で打っているからだ。
どうしていいかわからないのだろう。
打点がバラバラだ。
・作りたい状況
膝から腰の高さで打ちたい。
そのために必要なのは、ボールの見極め。
弾道が山なりと判断したな素早く下がる。
またはライジング(弾んですぐに打つ)。
目的は膝から腰の高さで打つためだ。
どっちでもよいが、速いボールも対応できるため
早いリズムが好きそうに見える。
結論、
ライジングを提案してみよう。
きっと楽しく感じるはずだ
・苦手
苦手意識が強く、不安な心境、
もっと言えばパニック状態で打っている。
これじゃあ楽しいはずがない。
気の毒に。ぼくにまかせろ。
・打たされている状況
結果、打つ体勢になっておらず打点がバラバラ。
返ったとしても相手のチャンスボール。
この場面での「ごめんなさい。」が多い。
もどかしく感じているのが手に取るようにわかる。
まず手を付けるべきはこの苦手意識だ。
「自分ができることをすれば、いいボールが打てるんだ。」
と感じてもらおう。
きっと安心感を覚えてくれるだろう。
・作りたい状況
そのためには
どんな時もこのマインドで打つ。
こんな状況を作ろう。
具体的打ち方
サーブの打点から導入しよう。
ここを起点にできることを増やす
人は一度にたくさんのことはできない。
小さな成功体験を起点にできる範囲を増やしていくのだ。
これがぼくのコーチング基本スタンスだ。
見たところ、トス(ボールを上げる)の上げ直しが多い。
リリースポイントがバラバラなためだ。
トスを一定に整える。
スイング自体は良く振れているので問題ない。
何度か振ってもらい、
ラケットヘッドがヒュッと鳴る場所が打点、と説明。
すぐ理解してくれた。
そしてココからがキモ。
ネット際からサーブを打ってもらう。
「できる」感覚を持ってもらうためだ。
だから、第一歩はできる限り簡単に。
ぼくのコーチングセッションの基本マインドだ。
余談だが、
「コーチング」
「セッション」
という言葉を使う確固たる信念がある。
教え(ティーチング)ではない。
導く、というのも少し違う。
同じ未来を一緒に目指す伴走者、
それがコーチングなのだ。
さらに、一緒に作り上げるから
「セッション」なのだ。
言語非言語を問わず、表現のやり取りをする。
相手の反応を見る、感じる、聞く。
ぼくも熱を込めて、楽しく伝える。
できている部分をすかさず褒める。
相手の表現に気づきもあるし化学反応もある。
ぼくも学びがあるのだ。
主体は上手くなりたい人であってぼくではないが、
お互いにいい刺激・気づきがあると
ぼくも主役となりうるのだ。
常に2人で作り上げる。
あなたの喜びはぼくの喜び。
ほんとうにそう思う。
この場合の未来とは、
「あなたが上手くなって、できる喜びで嬉しくなる。
その姿を見てぼくも嬉しくなる。」
こんなゴールを一緒に見ている。
さてレッスンに戻ろう。
ネット際からサーブを打ってもらう。
当然ながら、簡単にネットを超える。
安定したトスも手伝って、打点とスイングもつかんだようだ。
楽しく盛り上げ、笑かして緊張をとる。
これもコーチングでは必要なこと。
なによりぼくが楽しみたいのだ。
距離感を間違わずに笑かす。とても大事。
今回は、前衛のハイボレー・スマッシュに絞ってのセッション。
あれもこれも良くしたい気持ちはわかるが、
人はあれもこれも一度にできない。
ネット際から一歩ずつ下がってサーブ。
しっかりサービスボックスを狙ってもらう。
しっかりトスを上げ、Aさんの打点で打つことを強調。
すべきことは打点で打つ。
打点で打てたらほぼ入る。
入らなくてもOKだ。
打点・打点・打点。
打点で打てばOK。
この意識を成功体験とともに刷り込んでいく。
サービスラインまで下がるがほぼ入るようになった。
ここまで10分。いいペースだ。
次にハイボレー。
ネット際からスタート。
サーブの打点にラケットをセットしてもらう。
ネット越しにぼくが手出し。
少し足を動かしラケットにあてる。
もちろん打点を意識。
当然簡単に当てれるし入る。
もちろんこれが狙いだ。
「打点に入れば打てる。」
この感覚を手に入れてもらう。
テニスは簡単、そして楽しいものなのだ。
距離を一歩ずつ下げていく。
ぼくの位置は変えない。
ここが中級コーチのよくやる落とし穴だが、
一気に修正してはいけない。
変えるところは一か所のみ。
できる範囲は「少しづつ」広げるのだ。
目的は「できる」感覚を手に入れること。
遠すぎる目標や、すべきことが多いと「できる」とは思えない。
非常に重要。
Aさんは飲み込みもよく、サービスラインまで下がるが難なく打てる。
少しボールをばらつかせる。
上手に足を動かし打点でとらえる。
ここまで15分。
ファーストステップとしては上出来だろう。
感想を聞いてみた。
この言葉が聞けてぼくのほうこそ嬉しかった。
次回は、楽しくなってきたハイボレーを起点にスマッシュを伝えよう。
ストロークもライジングのコツもセッションしていこう。
本気で役に立ちたいと思えたら、苦にならないどころか
楽しくて仕方がない。
最高のご褒美だ。
ぼくはこの言葉を聞きたいがためにコーチングをしているのだ。
これこそが光り輝くモチベーションの源泉だ。
完
テニスをわからない方はごめんなさい。
でも、わたしの熱は伝わったと思います。
あえて語り口調で、
具体的シーンをくわしく書いたのは
もちろん意図があります。
特定の一人に語り掛けるように話すことで
当時の自分の熱を思い出し、記録するためです。
その証拠に書きながらわたしは
当時の喜び・熱・ワクワク
を思い出しニヤけていました。
この熱が本当に大切なのです。
しかしこれだけではビジネスにつながりません。
ここから、
ビジネスにも生かせるように深掘っていきます。
「テニスが楽しくなった。また教えてね。」
ぼくがこの言葉に何を感じて嬉しくなるのか。
ここを深掘りしていこう。
・テニスが楽しくなった。
逆を言うと、以前は楽しくなかったのだろう。
楽しくないとき、
を感じていたのだろう。
そのとき、
「かわいそうに。気の毒に。大丈夫なのに。
やり方さえ知っていればこんなことは感じないのに。」
ぼくはこんなことを思ったんだ。
ぼくのスキルで笑顔になれるんだったら
喜んで伝えたい。
といつも思っている。
昔からそうだ。
テニスだけじゃない。
これはぼくの行動原理の1つなんだ。
しかし、それだけじゃない。
いやらしい話をする。
こう言われて思うことは、
「頼りにされた。求められた。認められた。」
この3つだ。
一見悪くないかもしれないが、
さらにこんなことを思うんだ。
一気にいやらしくなった。
でも本音だから仕方がない。
だって自分にはよりどころがないから。
認められると素直にうれしいのだ。
根拠のない自信なんてぼくにはない。
つぎに、幸せを感じるシーンをあげていこう。
さきほど深堀った私の行動原理は以下。
これらをぎゅっとまとめるとこうなった。
つまり
とことん突き詰めるとこういうことだ。
では、私の過去や経験を振り返り、
「癒されたい」という原動力が強烈だったシーンを探してみよう。
そのシーンにこそビジネスにつながる大きなヒント、宝物・武器ともいえるものが潜んでいるのだ。
○物理的に癒されたい
(脳内ホルモン放出)
○苦労している人をねぎらいたい・感謝したい
(そうする自分が好き)
○認められたい。
(認められる根拠を手に入れたい、自信が持てるから。よりどころがほしい。)
○頼りにされたい・求められたい
(無視されたくない・感謝されたい・尊重されたい)
○できない人を救いたい
(コンプレックスを感じている、悲しい自分を投影している。自分を救っているのかも)
恥ずかしいほど赤裸々に描いたが、
わたしはこうすることで癒されてきたのだ。
これが私の全部。
これが
わたしのほんとうに喜びを感じれること。
最後にすべきこと。
これらのわたしの熱量の源泉から
得意・できそう・やりたい
と思えるサービスを洗い出そう。
私ができそうで
喜びを感じれるものを
サービス案として出していく。
サービスのテーマ
けっこう出てきた。
しかしまだまだできることがある。
ここからさらに
などをブレインダンプしていくと
・現実的に価値を提供でき
・自分の熱が込められるから人を惹きつけ
・揺るがない信念があるからずっと続けられる
あなただけのビジネス・商品を作ることができる。
時間はかかるが一生モノの独自の価値が手に入る。
今回は「ほんとうにうれしいこと」のみですが
ブレインダンプの一部始終をご覧いただきました。
ぶっちゃけすぎて恥ずかしいですが、
少しでもお役に立てればと公開しました。
もちろんスキルが足りないところは勉強しなければならなりません。
すこしきつい事を言いますが、
・スキルが足りない
・実力者にかなわない
・自分なんて・・・
とあきらめることならば、
ほんとうにやりたいことではないのかも知れません。
きっぱり「やらない」と決断することも一つの手です。
しかし、
すこしでもモヤっとするなら
あきらめてはいけない事かもしれません。
~かもしれません。などとはっきり言わない理由は、
どうしても熱が持てないと答えを出すのもあなた自身。
何としてもやらねばならぬ、という熱を探せるのもあなた自身。
だれも答えを与えてくれません。
あなた自身で脳に汗をかきながら
掘り起こすのです。
大丈夫です。
ぼくでもできました。
あなたにできないはずがありません。
今回の告白で証明できたと思ます。
本気で自分だけのビジネスを見つけたいと思うのなら、
必ずたどり着けます。
あなたの明るい未来と健闘を祈って。
「そうはいってもこんな事しんどすぎてできない。」
と思う気持ちはよくわかります。
ぼくも何度も心が折れかけました。
そんな時はこのnoteを読み返してください。
それでも足りなければわたしに相談してください。
いつでも構いません。
DMしてください。
これまで書いた通り、
悩める人のお役に立てることがぼくの喜びですから。
きっとお役に立てることをお約束します。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
愛と信念を込めて。
どん
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