ひもマスクとは? 熱く語っています^^
こんにちは、ミキです。
私は、
SMILE LABO 〜ゴム紐なし商品ハンドメイドSHOP〜
の店主をしています。
とはいっても、販売している商品はまだごくわずか。
自分のココロが一致した状態でないと販売できずに、企画してから随分と保留にしてきている商品が沢山あります。
そんな中、ようやく販売しようと思えるようになった【ひもマスク】。
想いは沢山重ねてきました。
おかげさまで、【ひもマスク】について語り出すと、だいぶ熱く、暑く(^_^;)
語れるようになりました。
構想3年。こだわって完成したひもマスク。
こんなんだったらいいな!と
私が望んだことをすべて詰め込み完成したものです。
こんなんだったらいいな!
【肌面に優しい縫製】
【気持ちのいい生地】
【ゴム紐不使用】
【扱いが簡単だけど機能的】
【カラダに優しい】
長く熱く語ります!!
【肌面に優しい縫製】
普通の衣服などは、表の面がキレイに見えるように、布を折り込む際は、裏側に折り込むことが一般的です。
【ひもマスク】は「表の面がキレイに」よりも「肌面に優しい」をとことん優先しました。
赤ちゃんの肌着などは、アウトステッチといって、
布の端処理が、イン(肌面)に当たることがない様に、アウト(表、外側)に出るように作られています。あのモジャモジャが肌に当たらないようにするためです。
大人になると、肌に触れてもストレスを感じにくくなってはきますが、
スルーする力がついただけで、肌は確実に、モジャモジャを認識しています。
【ひもマスク】では、普通は、内側(肌面)に折り込むよね、
というところを、全部、外側に出るようにしました。
「人にどう見られるか、よりも、自分のことを大切に。」
そんなことを数年意識的に取り組んできたこともあって、
SMILE LABOで作る作品は、肌面に優しい仕様になるように工夫しています。
とは言っても、表に出てもその後どうでもいい、ではなくて、
丁寧にそして美しく見えるようなデザインを考えて作っています。
是非手に取ってご覧いただきたいです。
【気持ちのいい生地】
生地は、コットン100%のダブルガーゼをベースに制作しています。
ダブルガーゼといっても、柔らかさなどは、生地によって本当に違う。
ダブルガーゼだから気持ちいいはず!と思って生地を色々買っては沢山、失敗もしてきました。
最終的に愛用しているのは、 生地愛に溢れたお店の生地。
結果的にそうなった、のは偶然なのか必然なのか。
生地の保存にしても、
生地のカットにしても、
やっぱりお店の愛によって変わると思っています。
そのお店の生地ならば間違いないだろうという確信の元、
それでも、販売するまでには
自分で試して試して、やっぱり気持ちがいいなぁ♡♡
と思える生地を使い制作しています。
そして、コットン100%を使用しているのは、
理由があります。
手に入りやすいから。
え?そんなこと?って感じでしょうか?
私にとっては、とても大事にしていることだったんです。
気に入った商品は買えばいい、だけではなくて、
作りたい欲求が出てくるのが私の通常運転。
作りたくなったら、誰でもマネができる!
そしてその時の材料は、そこまでハードルが高くないモノを使用したい。
「この商品は、やっぱり特別な生地を使っているからいいんだよね」、というものではなくて、
作りたい!の気持ちが出てきたら、誰でも!という商品にしたい。
そんな想いもあって、手に入りやすい コットン100%のダブルガーゼを使用しています。
デザインも、誰でも簡単に作れるよ!を念頭においています。
【ゴム紐不使用】
先程の、肌面に優しい仕様のお話の中で、
大人になると、肌に触れてもストレスを感じにくくなってはきますが、
スルーする力がついただけで、肌は確実に、モジャモジャを認識しています。
と記載しました。
人間の皮膚感覚、肌感覚は本当にすごくて、
カラダのおへそ付近に、ゆるーく、
丸紐を巻くのと、ゴム紐を巻くのとでは、
カラダの状態が全く異なることがわかっています。
それはなんと、着物の上からでも!
(小関勲先生 ヒモトレ 参照)
皮膚感覚ではなくて、肌感覚でそれを察知しているんだなぁと
思っているのですが、
人間って本当にすごいのです!!
「ゴム紐症候群」といって、
ゴム紐がカラダに与える影響について研究をしていた方もいます。
私はそれを知って、
ゴム紐を全く使わずに、過ごすとカラダはどんな反応をするんだろう、
というワクワクから、実験をスタートすることにしました。
その過程で、ゴム紐なし商品をハンドメイドで作り始めることになりました。
現在巷にあふれるマスクの「普通」は、
耳のところがゴム紐が「普通」ですよね。
ずっと昔のマスクの紐は、普通の布紐だったのです。
ゴム紐が一般的になってまだ100年も経っていませんが、
便利だから、使いやすいから、という理由で
ゴム紐が使用されている商品はとても多いです。
実験の結果、私のカラダは、
ゴム紐がない方が心地良いな、と感じるようになりました。
このご時世で、マスクが日常的に使われることが多くなり、
もう慣れた人も多くなったかもしれませんが、
使い始めのころは、長時間付けることにより、
「耳が痛い」という声が多かったですよね。
これは、サイズ感があってないのではなく、
常に伸び縮みするゴム紐によるカラダへの影響です。
今それを感じていないのは、
カラダが「馴染んだ」からなんですよね。
新しい靴を買ったときにも、よく言われませんか?
「そのうち馴染みますよ」って。
馴染むって、
自分のカラダの方が変形していくってことなんだと、私は認識しています。
カラダや心は、持ち主のカラダが過度なストレスを感じないように、スルーする力を身につけています。
でも確実に、カラダは認識はしています。
このスルーする力は、生きていく上で必要な力だと思っています。
スルーする力がないと、色んなことに過敏に反応しまくって、
忙しすぎると思うんですよね。
今、その人にとっての必要な状態にするために、
スルーする力が人間には備わっている。
だから、どんなものを選んでも、
カラダはちゃんと、いいように反応してくれると思います。
だけど、色んなことに疲れちゃったときには、
スルーする力が働いてくれないときもあると思います。
そんなときには、
ゴム紐を使わない心地良さを是非体験して欲しいな、と思います。
ゴム紐に馴染んだカラダは、ゴム紐によるストレスを感じない仕様にしているので、
ゴム紐不使用になっても、いきなりは反応してくれません。
2週間を目安として試して頂ければ、
違いを感じ取っていただけるのではないかな、と思います。
【扱いが簡単だけど機能的】
生地に綿100%を使用しているのは、手に入りやすいという他にも、扱いがラクだから、というのも大きな理由の一つ。
他の天然素材も考えたけど、
洗濯機にポイポイと入れて洗える、というストレスフリーな状態が、
私にとっては大事なポイントでした。
後は、どっちが上?下?と迷うタイプのモノも避けたかったから、
上下対称。
何も考えずに、サッと装着。
そして、ゴムの方が装着は断然ラク。
でも、ここにヒモを使うってことで、少しでも
ラクに装着できないか、ここは試行錯誤しまくりました。
シリコンを用いて、
装着した後でも、
ヒモを引っ張れば、簡単に調整可能。
しかも、ヒモの引っ張り方が、相同の動きにしました。(右手と左手が同じ動き)
巾着袋で、ヒモが一本のときと、
二本のときでは、
巾着の閉め方って、手の動きが変わるでしょう。
二本の時は、右手左手でそれぞれ、内から外に引っ張って閉めますよね。
でも一本の時は、
片方の手でヒモの先端を持って、
もう片方の手を外から内へ移動させますよね。
左右の手で違う動きをすることになります。
子どもたちでも、
説明がなくても、
カンタンに調整できる方法、を考えたときに、
一番分かりやすいのが、左右同じ動き、だったので、
そこにこだわりを持ちました。
心地の良い、ひもの緩さは、日によって異なるので、
毎回装着の度に、キュッとして、
丁度よい心地良さで付けてみてくださいね。
他にも、
メガネをしていても曇りにくい装着ができるデザインにしていたり、
単純なデザインながら、結構機能的になっています^^
【カラダに優しい】
ゴム紐不使用、ということでも、カラダに対して優しくなれる要素を入れてるのですが、もう一つ。
ダブルガーゼ1枚仕立て、にこだわりました。
このご時世になる前から、
マスクに対しての条件は私の中では変わっていなくて、
その中の1つは、
【鼻呼吸がしやすいこと】だったのです。
鼻呼吸、口呼吸など、呼吸について語りだすと広がりすぎてしまうので、ここでは触れませんが、
呼吸のしやすさを第一に考えて、
ダブルガーゼ1枚仕立てに特化することにしました。
今のこのご時世について、色んなことを思っている人は沢山います。
それでも、マスクを立場上必要としている人は沢山います。
私は、立場上、という環境には有難いことにいません。
でも、もしかしたら、
どこかの私は、立場上マスクを必要としていたのかもしれません。
その私が、きっとこんなマスクが欲しかっただろうな、って思う
肌にも、カラダにも優しいマスク。
探してくれて、出会ってくれてありがとう、という感謝の気持ちを込めて、
【ひもマスク】をお届けます。
まだ種類は沢山出品していませんが、製作中のモノがたくさんあります。
1枚600円から準備予定です。
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