共通項 「時間」
最近の「ふと」に従った先に入手していく情報について、少し記しておこうと思う。
まだ、これはこういうことか!というところまでの気づきはやってきていない。むしろ、引っかかっていて忘れさせてくれないことが多すぎる。いつか繋がる点と点。頭の中で繋ぐより、現時点を記すことが今の私には必要なのではないかと思い、ここに記すことにした。
映画 『コンタクト』
数ヶ月前から、昔みた映画について、映像が頭に残る。
映画のワンシーン。
数時間旅して帰ってくるのに、現実世界では数秒しか経っておらず、信じてもらえない。
(実際には、18時間の旅が、現実世界では0.8秒しか経過していなかった。)
自分の大きな気づきと共に、
数ヶ月経ってようやくこの作品のタイトルにたどり着く。
昔みた、といっても、映画に興味のなかったときなので、
夫が観ていたのを横目でチラッと観た程度だった。
今回がほぼほぼ初見。
印象に残ったワードを少しだけ。
あなたは ご自分を敬虔な人間と考えますか?
英語では、敬虔 は スピリチュアル という単語を使っていた。
信仰があるかないか。神を信じるかどうか、という意味合いで使われていた質問文。
子ども「宇宙にも人がいるの?」
主人公「いい質問ね どう思う?」
子ども「分かんない」
主人公「いい答えだわ」
主人公「科学的よ」
主人公「大切なのは 自分で答えを探すことなの」
「コンタクト」という映画のタイトルを見つけ出す直前にやってきた、
私の大きな気づきは、「自分で答えを探すということ」が改めて明確になったこと。自分で体験することが全てだと、改めて感じ、湧いてきた「ふと」に信頼をおいて流れてみようと思えた。
映画 『メッセージ』
映画『コンタクト』のタイトルを探し出せたとき、一緒に強烈に目に飛び込んできたのが、この『メッセージ』という映画だった。このメッセージという映画をみせるために、コンタクトを思い出させたのか!!と思った。
コンタクトを見終わってから、翌日見ることになったこの映画。
色々忘れさせてくれないのは、この映画の内容で、
原作まで購入して考察をすることになった。
だけど、原作は現時点ではイマイチよくわからず、これをよく映像化できたな!!と感心する気持ちの方が強かった。
メッセージの中で印象に残っている言葉、シーンが沢山ありすぎて、
どう紹介していいのかわからない。
これは、次回のノートで改めて紹介することにする。
大きなことは、この映画が
「同時的認識様式」(事象を同時に経験し、その根源に潜む目的を知覚する認識様式)
という概念を扱っていることだった。
私達の住んでいる世界の標準的な認識は、
「逐次的認識様式」
(事象をある順序で経験し、因果関係として知覚する認識様式)
という一本の線上に過去から未来へと時間が流れているというもの。
そこの前提が違う世界があるということを見せてくれている映画だった。
そういえば、この映画をみる数週間前に、映画『テネット』も見ていた。
そう、共通項は【時間】。
この流れで、昔に買った読んでいなかった本を読むように、というサインがくる。
書籍 『時間は存在しない』
この書籍を買ってから1年ほど経ったが、1年前とでは捉え方は異なっていたのだと思う。
この書籍を手に取って、今の私に飛び込んできた文章は次のことだった。
「時間とはなんぞや」という問いに対するふたりの考察の違い。
アリストテレス
時間は変化を計測した数でしかない。
何も変化しなければ、何も動かなければ時間は経過しない。
ニュートン
何も変化しなくても経過する時間が確かにある。
そして、そのふたりの意見を統合させていったのが、アインシュタインである、とこの本では記されている。
映画『テネット』でもよく出てくる「エントロピー」についての話がよく出てくるこの書籍。
時間についての様々な考察が書かれていることも興味深かったが、私にとっては、
アインシュタインというキーワードも必要だったのだ、と今は思う。
ということで、続きます。