東洋囲碁8段戦第4戦
本局も僕の白番でした。持ち時間は20分秒読み30秒です。
碁盤にも並べやすいようにしていますので、碁盤で並べて楽しんで頂ければ嬉しいです。
東洋囲碁は直近の成績が20局打って、15勝5敗以上の成績で昇段することができます。
三々に入られるのが嫌なので、小目や三々を多用しています。
黒9ではこちらの方が自然な打ち方です。白も8と入りこれからの碁ですね。
黒13,15は地に辛い打ち方です。
1から決めて、7と展開するのも明るい打ち方です。
1と下がるのは、16までシチョウで取られてしまうため、白無理です。
白も17と渡られても18と打てれば全局的には打てるとの判断です。
白26、28と忙しく打って見ました。
この進行なら穏やかです。
黒39は打たなくても生きているので、意外でした。1からこのように打たれる方が嫌でしたね。
黒41と打ち込んでまた稼いで来られました。白も52と頑張って受けました。
迷って、白60と受けたんですが、この手は後悔の1手でした。
やはり1と継いで打つべきでした。16まで1本道で、これはこれで難しいですが、このほうが面白い感じもありました。
当然65と堂々と荒らしに来られます。
白は右辺を安定しつつ、左辺も大きくしないと地合いで自信がない形勢です。
白96と裂いていき、なにか攻めの効果を期待したいところです。
白108は111と受けていれば普通ですが、逆に108を利かされるのを拒否して逆ヨセを打ちました。
白122は手拍子でした。このくらいで生きておくくらいでした。
1と出て行っても6までで受かっています。
コウになってしまいました。
黒133の手に対して、読めなかったので、134と抜いてしまいました。
ただ、141自体も大きく、147と打たれては参りましたね。
黒157、159が上手い受け方でこのあたりでは投了しようと思っていました。白170と最後の勝負手です。
206手で時間切れ勝ちとなりました。打っているときはセキだと思い、相手も諦めたかなと思ったのですが、詰めて見てみたら、負けていました(;^_^A
2手も負けていたんですね。いやーラッキーな勝利でした。これで4連勝!
9段を目指して頑張りたいと思います。