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あるものに目を向ける

2人目出産の陣痛中

本来なら立会い出産をする予定だった私。

でも、居てくれるはずの人は数ヶ月前に出ていき

罵声を浴びせられ出産直前から裁判が始まっていた。陣痛を経験したことのある方はどれ程の痛みなのかご存知だと思いますが、もう想像以上に痛い。

あんなに陣痛まだかな〜。って思ってた気持ちが嘘かのように『もうやっぱり陣痛辞めて』と思うし

1人目の出産が4時間だったので2人目は本当に半分の2時間で産まれました。短時間の陣痛だったからまだよかったけど…

こんな時に一緒にいたら手を握って腰を摩ってくれてたんだろうな。一緒に出産楽しみにしてくれてたのにな。

という気持ちが一瞬だけ頭を過ぎり、無事に出産。

元気な女の子を出産出来て

やっと陣痛が終わったー!

もう新生児堪らない可愛すぎるー!幸せ!

という気持ちと、本来なら1番に出産報告をしたい旦那さんは居ない。一緒に喜びを分かち合える存在の愛する人は居ない。喜ぶ気持ちと悲しい気持ちの入り交じった出産でした。

どれだけ、1人で産む覚悟を決めて1人で育てていく覚悟を決めてもやはり悲しいものは悲しい、、、

そして、出産後悩みに悩み3日後に元婚約者への出産報告は認知と養育費はどうしますか?という内容。

もちろん既読スルーで返信はありませんでした。

『どんな気持ちなんだろう?』ただそれだけ


本人と連絡が付かず母親に連絡をするも

孫である子供に対しては一切話も触れず

自分の話のみ。

認知、養育費の話も進まず…

話にならないのでそちらも調停に。

産後の私の幸せな時間の間にしないといけない

悲しいやり取り。

本人とは連絡が付かず、母親とも話にならず

弁護士さんとのやり取りをする私。

今思うと本当によくやってたな…って思うし

よく耐えてきたな頑張ったな。って自分を本当に褒めてあげたい。

コロナの関係で誰もお見舞いに来れなかったので、産後の身体はとても休まりゆっくり出来て

上の子には5日間会えない日々もテレビ電話をしたりムービーを送ってもらったりして

退院当日迎えに来てくれた上の子

久しぶりの再開がとても嬉しくて幸せだった時更に嬉しい言葉が

『ママー!○○ちゃん産んでくれて本当にありがとう!私妹が欲しいってお誕生日の時にお願いしてたの!願いが叶った!本当ありがとう!』

と言ってくれました。

本来ならきっと旦那さんが言ってくれるであろうセリフを当時5歳の娘が言ってくれて

嬉しすぎて悲しい気持ちが吹き飛びました。

無いものは無いし、居ないものは居ない。

私が見てた元婚約者は別人になり、全く私の知らない冷酷な人。そんな人の事よりも

私の元に元気に産まれてきてくれた下の子と

愛情に溢れる上の子をたくさん愛してあげる時間に使いたい。と思えました。

私はなんて幸せなんだろう。そう思わせてくれた上の子には本当に心の底から感謝をしています。

この一言で私はめちゃくちゃ救われました。

人の言葉で傷つく事もあれば救われる事もある。

私は子供たちから本当に多くの“ギフト”を貰えてる。


喉乾いたな。って思ったら飲み物があって

お腹空いたなー。って思ったら食べられるご飯があって

寒いなって思ったら、お布団や暖房があって

暑いなって思ったら、冷房があって氷もあって

寒い風から守ってくれる壁や

当たり前にあるお風呂、シャワー、トイレ

不妊治療で多くの方が悩んでる中で私はパートナーには恵まれなかったけれど、子宝に恵まれた。

何気ない生活の中で、感じている当たり前は

本当に違う場所では当たり前じゃなくて

他の誰かには幸せで羨ましい環境でもその人にとってはまだ満足いけてない事もあったり。

視点を変えたら自分がどれだけ幸せな環境にいるのか改めて

『目の前にあるもの』

へ目を向けて、日々の幸せに感謝をしたい。

そして、もう1つ頑張った自分を褒めてあげる。

必死で頑張ってきた自分をたくさん褒めてあげたい。

去年の今頃は精神的にも毎日ボロボロなのを必死に奮い立たたせてた。

だから、去年の私が今目の前にいるなら思いっきり抱き締めて

『本当頑張ったね!今幸せだからね!もう大丈夫だよ!頑張って生きてくれて本当にありがとう!』

と全力で伝えてあげたい。

今必死に色んなことを頑張って挫けそうな人、

乗り越えようと思ってる人

心が満たされてないと感じている人に

届いて欲しいことは

今あるもの目を向けて、何が今自分にあるのかを見付けて。

そして感謝しながら前に進んでたら上手くいく!

上手くいかなくても、前に進んでたら大丈夫。

そのまま進むだけで、動いていたら変わる。

今私はとても恵まれた環境にいる。

と立ち止まりながら進む。

進めてる事が素晴らしくて、素敵な事だから大丈夫です😌✨

と伝えたい。


目の前にある幸せに目を向けて進もう。

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