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音楽レク【高原】

高齢になると易々と高原へは行けませんが、
若かりし頃は、高原列車や観光バスに乗って、高原へお出掛けしたのではないでしょうか。

山歩きをしたり、温泉に入ったりなど楽しい思い出がある方も多いと思います。

そこで今回は「歌で高原旅行」を楽しむプログラムです

高原列車は行く 

丘灯至夫作詞 古関裕而作曲 岡本敦郎 昭和29年

明るく楽しい歌です。
牧場、白樺、観光バス、温泉 などキーワードがたくさん。

これから出発!という楽しい気分にしましょう。


東京のバスガール

丘灯至夫作詞 上原げんと作曲 コロムビア・ローズ 昭和32年

観光バスにはバスガイドさんが乗っていて、「右をご覧ください」と
景色の説明や、ご当地の民謡などを歌ってくれたものでした。

バス旅行、楽しい思い出があることと思います。

高原の旅愁 

関沢潤一郎作詞 八洲秀章作曲 伊藤久雄 昭和15年

ここで参加者の皆さんに「どんな高原がありますか?」と尋ねてみましょう。
「霧降高原」「那須高原」「妙高高原」「伊豆高原」などがあがりました。

この歌は知らない方と知っている方が半々くらいでした。
知っている方には懐かしく想われることでしょう。


高原の駅よさようなら

佐伯孝夫作詞 佐々木俊一作曲 小畑実 昭和26年

この歌はほとんどの方が知っています。

映画の舞台は軽井沢だそうです。


夏の思い出 

江間章子作詞 中田喜直作曲 昭和24年

下の写真を見せ、何の花ですか?と問いかけてみましょう。

水芭蕉

尾瀬に行ったことがある人?と聞くと、何人か手が上がります。
中には、山小屋に泊まったことなど詳しく教えてくれる方もいらっしゃいました。

「しゃくなげ色にたそがれる」はとても美しい表現ですね。

ラジオ歌謡で流れると瞬く間に大人気となったそうです。


山小舎の灯 

米山正夫作詞作曲 近江敏郎 昭和22年

「たそがれの灯はほのかに灯りて」で始まります。

山での夕焼けは、登った人にしか味わうことができません。
苦労して登ったからこそ、美しい夕焼けを拝むことができるのでしょう。

この曲もラジオ歌謡から出ました。


エーデルワイス 

坂田寛夫訳詞 リチャード・ドジャース作曲 昭和34年

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌です。

下の写真がエーデルワイスです。

歌詞を知っている方はほとんどいませんが、曲を知っていれば歌うことができます。

美しいメロディです。

ベルで和音奏をしましょう。

参加者によって、和音の数を減らしたり、2音奏や1音奏にするなど配慮して、達成感を味わえるようにしましょう。

楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。


牧場の朝 

杉村楚人冠訳詞 船橋栄吉作曲 昭和7年

「ただ一面に立ち込めた 牧場の朝の霧の海」
ステキな歌詞ですね。
古さを感じさせない歌ですね。


湯の町エレジー 

野村俊夫作詞 古賀政男作曲 近江敏郎 昭和23年

「伊豆の山々」で始まります。

伊豆の踊子や天城峠など話を向けてみましょう。


草津節 

群馬県民謡

関東の人にとっては草津は身近な温泉です。

歌いやすく、楽しくなる歌です。


湖畔の宿 

佐藤惣之助作詞 服部良一作曲 高峰三枝子 昭和15年

高原の質問で「榛名高原」と答えた方がいらっしゃいました。
この歌のモデルになったのは榛名湖です。


その他『蛍』『スキー』『いい湯だな』『静かな湖畔』などもいいですね。


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