見出し画像

音楽レク【ザ・ピーナッツとその時代の音楽】

昭和30年代は皇太子ご成婚、東京タワー開業、首都高建設、東京オリンピックと、いろいろな話題がありますので、話が弾みます。
中には「子育てで忙しくてそれどころでなかった」と言う人もいますが、何か楽しかった思い出があるはずです。
いい思い出を引き出し、その場の方々と共有しましょう。

映画「ALWAYS 3丁目の夕日」をご覧になるとこの頃の日本の様子がわかるかもしれません。


恋のバカンス 

岩谷時子作詞 宮川泰作曲 ザ・ピーナッツ歌 昭和38年

ザ・ピーナッツの曲はたくさん耳にはしていますが、高齢者の方にはこの歌が一番歌いやすいように思います。

始めの部分を歌ってみて、あまり歌声が無いようでしたら、皆さんがよく知らないながらも「歌えた」という満足感を得られるように、音楽レク担当が率先して歌を引っ張っていきましょう。

ザ・ピーナッツはテレビの創成期に活躍しました。
家に初めてテレビが来たときのこと、その頃のテレビはどんな形だったのか、どんなテレビ番組があったのか、などたくさんの貴重な話が聞けます。


ソーラン渡り鳥 

石本美由起作詞 遠藤実作曲 こまどり姉妹歌 昭和36年

こまどり姉妹も双子の歌手です。
ザ・ピーナッツはポップス中心歌手だったのに対し、こまどり姉妹は民謡や演歌の歌手でした。

この歌は途中に《ソーラン節》の一節が入っていますが、これがとてもいい味を出しています。

高齢者の方々にはザ・ピーナッツよりも馴染みがあるかもしれません。


北上夜曲 

菊池規作詞 安藤睦夫作曲 多摩幸子/和田宏とマヒナスターズ歌 
昭和36年

ザ・ピーナッツもカバーしていたようです。

北上川の河原で星を眺めている初恋の二人。
歌詞を読むとロマンティックな気持ちになります。

初恋の秘話が聞けるチャンスかも!


若い二人 

杉本夜詩美作詞 遠藤実作曲 北原謙二歌 昭和36年

「若い二人には夢がある」誰にでも若い頃はありました。
高齢者の皆さんにも夢があったはず。
多くは語られませんが、なにかステキなお話しが聞けるといいですね。


女ひとり 

永六輔作詞 いずみたく作曲 デュークエイセス歌 昭和40年

「三千院」には「結城に塩瀬の素描きの帯」、
「高山寺」には「大島つむぎにつづれの帯」、
「大覚寺」には「塩沢がすりに名古屋帯」
の恋に疲れた女性がたたずんでいます。

女性の方にはお着物に詳しい方がたくさんいらっしゃいます。
いろいろと教えていただきましょう。


可愛いベイビー 

D.Stirling & B.Nauman作詞作曲 漣健児訳詞  中尾ミエ歌                                昭和37年

CDやYouTubeに合わせ、サウンドシェイプ組としゃもじ組に分かれて合奏をします。

楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。


見上げてごらん夜の星を 

永六輔作詞 いずみたく作曲 坂本九歌 昭和38年

歌った後、ベルの和音奏をしましょう。

楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。

いいなと思ったら応援しよう!