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6月の音楽レク【おにぎり・お米】

6月18日は「おにぎりの日」だそうです。
これに関しては↓のリンクをお読みください。http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AA%A4%CB%A4%AE%A4%EA%A4%CE%C6%FC

「おにぎり」はとても身近で、具体的にぬくもりや、香り、味、形を思い出すことができます。
歌の合間の会話が弾み、楽器活動の時間が無くなるほどでした。

おにぎりの具を書き出すのも楽しいです。
この中のどれが好き?と一人ひとりに聞くのもいいでですよ。
「お腹すいてきた~」でみんなニコニコ。

今回のテーマは「おにぎり・お米」です。


『夏は来ぬ』

佐々木信綱作詞 小山作之助作曲 明治29年

「おにぎり皆さん好きですか~?」と問いかけると、ニコニコ顔で「大好き~」という声が返ってきます。
「それじゃ、おにぎりって何からできてますか?」「そりゃお米だよ」
「ですよね~ お米はお百姓さんが丹精込めて作ってくれます まずは田植えの歌を」
ということで歌詞を貼り、2番の歌詞を読み上げます。

田植えをしたことがあるかたが、田植えのご苦労をいろいろと話してくれます。
「おんなはおにぎりを作って持って行ったんだよ」
そう、おにぎりって簡単で美味しく食べ応えがありますよね。


『ほたるこい』

わらべうた


『蛍』

井上赳作詞 下総皖一作曲 昭和7年

「田植えの頃、田んぼにはどんないきものがいましたか?」と訊くと、いろいろ上がってきます。白板に大きく書き出します。
蛙・おたまじゃくし・蛭・どじょう・タニシ・蛍などなど
どじょうは「竹を短く切って水の中に仕掛けておくといっぱいかかった」そうです。
たにしは「ゆでて味噌で煮るとおいしいよ」とニコニコ。
蛭は「足にくっついて離れないんだよ」「痛いよ~」「ヒーロンボって呼んでたな」

蛍はほんとうにたくさんいたのだそうです。
「夜になると蚊帳にとまって綺麗だった」「柳の木に群がって光ってたよ」
みなさんが子どもの頃は窓を開け放し、蚊帳をつって蚊から逃れながら寝たのです。
なので蛍が自然に家の中へ入ってきたのでしょう。今は無きこの時代のよき風景ですね。

蛍の歌は《ほたるこい》が馴染みがありますが、唱歌《蛍》も懐かしく思い出す方が多いです。


『案山子』

武笠三作詞 山田源一郎作曲 明治44年

さて、いよいよ稲が実ってくるとこれの出番ですね。
案山子を作ったのはおやじだった、という男性がいました。
この歌のできた明治時代には案山子を作った農家も多かったのでしょうね。


『俵はごろごろ』

野口雨情作詞 本居長世作曲 大正14年

「俵はこの腕が作ったんだよ」と日焼けした太い腕を見せてくれた男性がいました。
ねずみは昭和30年代くらいまでにはたくさんいたものです。
ネズミ捕りのお話しもきいてみましょう。
猫を飼うのはネズミ退治の意味もあったのでしょうが、最近の猫はネズミを怖がるのだそうですね、と言ったら大笑いしてくれました。


『向こう横丁』

わらべうた 本居長世編曲 

おにぎりついでにお稲荷さんの歌も。
これは知っている人はあまりいませんが、簡単に歌えるので一緒に歌ってみましょう。
手まり歌だったと言う人もいました。

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