11月の音楽レク【紅葉】
関東は11月の後半は街路樹が、お寺の境内の木々が、公園の癒しの木が、とても綺麗に色づきます。
終わりつつある秋を惜しみながら、今回はこんなプログラムです。
テーマはズバリ「紅葉(こうよう)」
紅葉
高野辰之作詞 岡野貞一作曲 明治44年
歌詞も美しいこの歌を元気に歌いましょう。
そして、白板に「紅葉」と書き、「赤くなる木」「黄色くなる木」をたくさん思い出してもらいましょう。
もみじ、つた、いちょうなど本物の葉っぱもお忘れなく!
綺麗な葉っぱを見ると入所されている方々は感嘆の声を上げて喜んでくれます。
花笠音頭
山形県民謡
2番に「花の山形 紅葉の天童 雪を眺むる尾花沢」とあります。
山形の名所などお聞きしましょう。
手拍子や太鼓で雰囲気を出しましょう。
草津節
群馬県民謡
いろいろな歌詞がありますが、「草津よいとこ 紅葉の名所 アドッコイショ」という歌詞が見つかりましたので、それを採用して歌唱しました。
中にはこの歌詞は替え唄だね、と言う民謡に詳しい方がいました。
じゃ、本当はどんな歌詞なのですか?とお聞きしてさらに内容を深めることもできますね。
美しき天然
武島羽衣作詞 田中穂積作曲 明治38年
日本の美しい四季が歌われています。
2番に「秋はもみじの唐錦」とあります。
サーカスの音楽、ジンタなどを思い出される方もいます。
哀愁に満ちたメロディ、ヴァイオリンやアコーディオン、クラリネットなどで演奏するとさらに雰囲気が出ます。
音楽自体はメロディを2回繰り返すものなので、単調にならないように伴奏楽器を工夫できるといいですね。
私はヴァイオリンでメロディを弾き伴奏としました。
すみだ川
佐藤惣之助作詞 山田栄一作曲 東海林太郎歌 昭和12年
「銀杏返しに 黒繻子かけて」とあります。
銀杏返しについておききすると、たくさんの返事が返ってきます。
娘の頃は桃割れ、少し大きくなると銀杏返し、結婚式は高島田、結婚すると島田、など嬉々として教えてくださいます。
たき火
巽聖歌作詞 渡辺茂作曲 昭和16年
そして、最後は集めた落ち葉でするものは?とお聞きし、この歌を歌います。
サツマイモをお見せしたら、すごくウケました(笑)
やはり、写真ではなくて実物ですね。
「このサツマイモは旨そうだ」「いいサツマイモだ」「紅あずまかな?」などポンポンと発言がありました。