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7月の音楽レク【船乗り、港】
7月には海の日がありますね。
今回は「船乗り、港」をテーマにプログラムを作ってみました。
海
作詞作曲不詳 大正2年
まずは唱歌の『海』から歌います。
小学校5年生の教科書に載っていたようですが、難しい漢字や言葉が使われていますね。
にもかかわらず、歌詞を見なくても歌える人がかなりいます。
このような歌は認知の重い方に大変有効です。
港町十三番地
石本美由起作詞 上原げんと作曲 美空ひばり歌 昭和32年
![](https://assets.st-note.com/img/1679129256438-GRPvE0dpiA.jpg)
歌う前に白板に「マドロス」と書きます。
マドロスってどんな人ですか?と問いかけると「船乗りだよ」と答えが返ってきます。
マドロスの出てくる歌を3曲続けて歌ってみましょう。
この歌はどこの港が舞台でしょうか?答えは「横浜」です。
ただ、港町13番地は実際には無いのだそうです。
詳しくはこちらをお読みください。
歌の舞台がどこか、を想像するのは楽しいですね。
雨のオランダ坂
菊田一夫作詞 古関裕而作曲 渡辺はま子歌 昭和22年
マドロスさんとは恋に落ちてはいけません。
そんな悲しい恋の歌です。
この歌の舞台は「長崎」ではないでしょうか?ヒントはオランダ坂ですね。
菊田一夫の舞台「長崎」の劇中歌として作られ、その後映画「地獄の顔」の主題歌になったそうです。
詳しくは二木絋三の歌物語をお読みください。このサイトはとても良くて私もしばしば参考にさせていただいています。
別れのブルース
藤浦洸作詞 服部良一作曲 淡谷のり子歌 昭和12年
淡谷のり子はブルースの女王と言われるくらいたくさんのブルースを歌っています。
このブルースは日本の歌謡曲独特のもので、いわゆるブルースとは違うものです。
歌謡曲のブルースについてはこちらをお読みください
淡谷のり子の歌はとても特徴があります。
私はよくこの真似をしますが、とてもウケますよ。
皆さんが笑顔になります。勇気のある方はどうぞ(笑)
かもめの水兵さん
竹内俊子作詞 河村光陽作曲 昭和12年
次は水兵さんの歌です。
『別れのブルース』と同じ昭和12年の作品。
昭和12年3月、柳家金語楼の映画「俺は水兵」が公開され、大変な人気となったそうです。
かわいい童謡ですが、日中戦争、支那事変が始まったこの年の世相を反映しているのかもしれません。
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若鷲の歌
西条八十作詞 古関裕而作曲 霧島昇歌 昭和18年
海軍飛行予科訓練生の歌です。
男性の中には予科練出身という方がいらっしゃるかもしれません。
どんな話にもよく耳を傾けてお聞きしてください。
そして共感してあげることが大切だと思います。
女性の方は七つ釦の制服に憧れた、と言う方が少なくありませんでした。
ブルーライトヨコハマ
橋本淳作詞 筒美京平作曲 いしだあゆみ歌 昭和43年
雰囲気を変えて、港町横浜の歌を歌いましょう。
大ヒットしたのでほとんどの人が歌えます。男性も好きな歌です。
うみ
林柳波作詞 井上武士作曲 昭和16年
一度歌った後、ベルの旋律奏をしました。
ヘ長調だと1オクターブしかなくても旋律奏ができます。
高いドは1回しか出てこないので職員の方にお願いしましょう。
行ってみたい外国はどこですか?と聞いてみるのも楽しいですね。
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