【未来ある子供たちへ・・・】#40
こんにちは!smile☺︎まもり隊/Yumiです。
思い出してみると10年位関わってきた子供たち。すっかりお兄さん、お姉さんになりました。今日は、そのうちのひとり、T君の話です。
「学校で、むし歯があるって紙をもらったんだけど、歯医者に行きたくないって言うの。早く行こうって言っているんだけど・・・」と母親は困り顔です。
小学1年生になったばかりのT君は自信たっぷりに
「大丈夫だよ!!オレ、むし歯治すから歯医者に行かない!!!」と開き直って言いました。
「そうなの〜!!すごいねT君!むし歯を治せるの〜!!??」と私も会話に入りました。
どうやって治すか聞くと・・・
「パワーを送ってむし歯キンいなくなれ〜!!ってやるの」
彼は本気です!!強く念じるそうでした!(笑。かわいい。)
「T君、カゼひいたら熱が出たり、セキが出たりするでしょ?お薬飲んだり、栄養とって、しっかりカラダを休めたら元気になるよね。カゼ治った!ってなるでしょ?」
「うん。」
「でも、歯に穴が開いたらもう2度と元には戻らないんだよ。パワー送っても、カラダ休めてもね。」
「そうなの!?」
「そうなんだよ〜!知らなかった?」
「うん・・・」
「知りたい?」
「うん!」
子供って本当に素直でかわいい。時々自分の空想が入ってすごく可愛いことを言いますよね。その時の表情がすごく可愛くてついついこちらもその話に乗ってしまいます。笑った顔はもちろん、ビックリしたり、何かひらめいたり、困った時の表情さえもすごくすごく可愛い。その時の表情がすごく可愛くてついつい話に乗りたくなります。
「むし歯の穴が大きくなると歯が痛くなっちゃうんだよね。そしたらママの作った美味しいご飯や大好きなおやつも食べられなくなっちぅやうかもしれないね。それでも良い?」
「それはイヤ〜!!」(苦笑)
「じゃあ、お口の中に隠れているむし歯菌を歯磨きしてやっつけなきゃね。ご飯やおやつを食べたり飲んだりしたらすっごくたくさん増えるんだけど・・・T君はちゃんとやっつけてたかなぁ?」
「やばい!やってなかった!!」
「そりゃ、やばいねことになるね!!」本気でやばいって顔になってました!笑。
「歯医者さんに行ったら、どこにむし歯キンが隠れているかも教えてくれるよ。歯科衛生士さんと一緒にやっつける練習をしたり、どうしてむし歯になったのか一緒に考えたり、歯を強くするお薬をつけたり。T君がむし歯にならないようにいろんなことを教えてくれるんだよ。歯医者の先生は、むし歯になったところをキレイにしてお薬詰めてくれるよ。それから・・・」
歯科医院は怖い場所ではないこと。先生は、T君のむし歯キンをやっつけてくれること。そして、歯科衛生士がT君の歯がむし歯にならないよう守るお手伝いをしてくれることを伝えました。
「この歯は誰の歯?ママの歯?」
「僕の歯!」
「じゃあ、ちゃんと守ってあげないとね!カッコいいお兄さんはみんな自分のカラダは自分で守るんだよ!」
子供であっても、曖昧だった知識が少しづつ正しい情報に置き換わると自分で進んで自分の体の一部であるお口の健康を守ろうという気持ちが育まれてきます。
小さなむし歯で痛みもなく治療ができたことで怖かった歯医者さんにも通う事ができました。あと、プロによるケア後のツルツルした歯の感触とお口の中のサッパリ感に感激し、高校生のイケメンくん達がデンタルフロスを使ってケアしていることを知り、自分もそうなりたいと始めたデンタルフロス。毎日100点満点できなくても、長い目で見てセルフケアは継続することが大事だよと会うたびに伝えてきました。
小学校、中学を経て、春から高校生になりました。将来の夢に向かって勉強も頑張っているとのこと。そんな話を聞くとすごく嬉しくなります。10年前、たまたまあの場で話したことがきっかけだったとしたら・・・私は、歯科医院という職場だけでなくいろんな場面でも歯科衛生士としてお口の健康を守る人として発信することを躊躇わず行動しなければと思わずにはいられません。
子供たちの未来の笑顔がもっともっと輝くように関わり続けようと思います。
それでは、また!
smile☺︎まもり隊/Yumiでした。
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秋晴れの文化の日。皆さんは何をしてお過しになりましたか?
わたしは、最高の癒しである飼い犬のモフモフした背中を撫で、昨日届いたばかりの「姫モンステラ」と「ペペロミア・イザベル」を眺めてはほっこり癒されています。庭に散らかる落ち葉をかき集めながら秋晴れの空気感をゆっくり感じる時間を過ごしています。年末に向かい心も忙しくなりがちです。ゆっくりと秋を楽しみませんか?11月も大事に過ごしていきましょうね!
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