楽しみながら成長 vs. 追い込みで成功 あなたはどっち?
Vision
Purpose
この記事を読んであなたが変わる姿
Take homeメッセージ(スクショ歓迎)
長い記事を読むのが苦手。時間がない。
そんな方に向けて、
最初にこれだけは持って帰って欲しい。
という内容をまとめています。
スクショ歓迎なので
ぜひ持って帰って実践してみてください。
はじめに
いつも読んでいただきありがとうございます。
本記事から新章のスタートです。
次の章は、「モチベーション」についてです。
みなさんのモチベーションは今高いですか?
最近いいことがあって高くなっている人
下期がスタートして、
気持ち新たに高くなっている人
昨日上司に怒られて低くなっている人
年始の目標に手を付けられずに
低くなっている人
色々な人がいると思います。
そんな皆さんに向けて、
モチベーションとは何か?
モチベーションを高くするには?
などモチベーション関連についての学びを
皆さんと一緒に深めていきます。
今回の位置づけ
今回は、冒頭でもあった通り、新しい章である
「モチベーション」フェーズです。
特に、本記事では
この後述べていくモチベーションについて
要素分解していきますので
しっかり整理してもらえればと思います。
なんでモチベーションにフォーカス?
最近は、モチベーションに頼らずアクションを
実行できるようにしよう。
そのためには、「作業興奮※」が大事だ。
習慣とセットにして、
習慣化していくと気乗りしないことも
実施できるようになる。
などなど、モチベーションに頼らずに
一定の成果を上げるような
内容のテクニックが多く出ていると思います。
これらの方法は、私も使っていますし、
効果もあります。
何より、
科学的なエビデンスのある方法なので、
正しいと思います。
でも、なんかつまらなくないですか?
だって、やってても楽しくないんですよ?
全力が発揮できていないんですよ??
ですので、
最近の流れと逆行しているようにも感じますが、
私は色々なことを楽しみながら、
モチベーションを高くしながら
やりたいですし、
出来るならみなさんにも
楽しみながら、モチベーションを高くしながら
たくさんの経験を積んでいってもらいたい。
何より、
全力で高いパフォーマンスが発揮できている状態を
体験してほしい。
そんな気持ちが溢れているので、
あえて私は
モチベーションにフォーカスしていきます。
※作業興奮:小さなことから手を付け始めると、
何と不思議、気乗りしなかったことでも
アクションが進む現象
モチベーションとは?
では早速モチベーションについて
学んでいきましょう。
まずは正しい定義について、紹介します。
このようにモチベーションとは、何かやろう!
と思ったときに非常に重要な役割を果たすもの
になります。
そして、
パフォーマンスに寄与とありますが、
本当なんでしょうか?
モチベーションとパフォーマンスの関係は?
実は、
実際にその効果については調べられています。
なるほど。
やはり、モチベーションが上がるとパフォーマンスも上がりますよね。
では、モチベーションを取り扱うのに注意点はあるのでしょうか?
次はそちらに焦点を当ててみましょう。
モチベーションを扱う上での注意点
みなさんは
マズローの5段階欲求説は覚えているでしょうか?
はい。私の記事でも少し前に出てきたやつですね。
実はモチベーションは、
この5段階欲求説と関連があり、
高いモチベーションと関連づいているのは
上位2つの欲求である
「自己実現欲求」と「承認欲求」になります。
じゃあ、その下の3つの欲求はどうなるの?
実はここが重要なんです。
どうしても、
高いモチベーションを得ようとすると
上の2つを意識しがちなんですが、
ベースとなる
下の3つの欲求を満たしておかないと
根底から崩れることになります。
どういうこと?
例えばで説明していきましょう。
希望に満ち溢れ、一流大企業に転職が決まった
Aさん30歳のエンジニアがいます。
Aさんは、
「世の中をもっと便利で刺激にあふれた世界にしたい」
という夢を持ち、
毎日仕事が楽しくて没頭していきます。
それこそ、休みもなく、
食事も惜しんで働きます。
そして、
そんな仕事ができるAさんのことを
みんなが慕ってくれます。
そんなある日の朝。
ベットから起きようとしたときに
異変に気付きます。
あれ? 身体が動かない。
なんとか動こうとしますが、
めまいがひどくうまく歩けません。
そして、気持ち悪くなり戻してしまいます。
どうしたんだろう?
こんなんじゃ仕事に行けない。。
そして、救急車で搬送され、診断された病名は。。。
さて、振り返ってみましょう。
Aさんは、先ほどの
「自己実現欲求」と「承認欲求」はかなり
満たされていました。
ただ、一番ベースにある
「生理的欲求」が満たされていなかったんです。
だって、食事も睡眠もおろそかにし、
運動もしていないですから。
このように、
ただ、高次の欲求を満たすだけでは
いずれバランスが崩れ崩壊してしまいます。
まるで、
逆さまになったピラミッドのようなイメージです。
ですので、みなさんに注意いただきたいことは、
ベースを疎かにしないことです。
つい、Aさんのように
高次欲求に注目してしまいますが、
モチベーションを扱うときは、
前提として低次欲求を満たしたうえで取り組む
ようにしてくださいね。
高いモチベーションを要素分解すると?
では、高いモチベーションを得るためにはどうしたらいいんでしょう?
そこでモチベーションの要素を分解してみました。
その図が次のようになります。
高いモチベーションを得るためには、
「自律性」「成長」「目的」が必要になります。
そして、「ストレス」「メンタル」のコントロールは
高いモチベーションのための条件のようなイメージです。
順番にどのようなものか説明していきますね。
自律性
自律性とは、
自分で選択・決定できる裁量や自由度
のようなイメージです。
特にここでは、次のように整理しています。
タスクの選択:
自分のやることであり、自分でやりたいことを決められる自由があること
時間の管理:
毎日のスケジュールを決める自由があること
チームの選択:
ともに仕事をする人を自分で決れるということ
方法の選択:
タスクの進め方や決め方、やり方を決める自由があること
やはり指示されただけの仕事は
なかなかモチベーションになりませんよね。
むしろ、急な仕事を振られたように感じ、
モチベーションが低下してしまう。。
これらと真逆なのが自由度、裁量であり、
自由あることでモチベーションが上がる要因になります。
成長
成長とは、
少しでも前の自分よりも前進し、
スキルや能力を高めることです。
特に自分が価値を感じることについて、
目標を立て、
その目標達成のために鍛錬・努力を重ねること、
そして達成できると信じること、
それができると、モチベーションが向上し、
達成できることでさらにモチベーションが
向上します。
成長を分解すると、下記のようになります。
自信:
自信があることで、どんどん挑戦し、達成すればさらに自信につながります
スキルの成長:
スキルが成長することで自分の能力が向上して
それが認められ、モチベーションにつながります
継続的な学習:
自分の今を受け入れ、継続して学習することで、さらに成長していきます
期待:
自分に対する期待によって挑戦的な目標を設定し、
そのフィードバックからさらに成長へつなげます。
目的
目的をモチベーションの要素として分けると、
やりがい、楽しさになります。
特に社会・チームへの貢献、
組織の成長など利他的なものであると
目的のモチベーションが高い状態になります。
やりがい:
意義のある仕事、社会貢献、キャリアパス、
クリエイティブなタスク、
長期的なビジョンなどがあり、
これらがあると、
自分の行動の意味や意義が理解でき、
より一層打ち込めるようになります。
楽しさ:
やはり楽しくないとモチベーションは
上がりませんので、
楽しさは大きい要素になります。
特に、仕事に楽しみを感じるようになったり、
チームとの連携や相互補完による一体感を
感じるようになれば、モチベーションは上がり
さらに楽しみは増えていくでしょう。
ストレス、メンタル
これらは皆さんもご存じですよね。
リンクも貼っておくので、まだの方は
ぜひご確認ください。
要素分解はここまでです。
今まで紹介した対策やアクションを
実行していけば、
モチベーションはどんどん向上していきます。
とはいえかなり多いので、
なかなか手を付けられないですよね?
そこで来週以降は
さらに実践しやすくなるように、
自己肯定感や自己効力感について
説明していきます。
楽しみにしていてくださいね。
そして、
モチベーションに興味がある方は
ぜひモチベーション3.0を参考に
してみてください!!
最後に
今回は、新章「モチベーション」について
進めてきました。
みなさんなかなかモチベーションを
上げ切れないのではないでしょうか?
ぜひモチベーションについて
整理してみましたので、
まずは大枠を理解してもらえると嬉しいです。
そして、来週以降でしっかり実践できるように
なっていきましょう
引き続き1回/週のペースで
更新していこうと思いますので、
「全力で楽しめる日々を実現したい」
「なんか興味あるかも」等々、
あなたの「何か」に引っかかった方は、
引き続き応援をお願いします。
また、この要素をもっと知りたい、
等ありましたらコメントいただけると
その内容の投稿優先度を変えていきたいと
思います。
では、一緒に
全力で楽しめる日々を実現していきましょう。