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名前というレッテル

こんにちは、みーきです。

心機一転、ちょっぴり名前エピソードをお話したいと思います。

ちょっぴりじゃないけど(笑)


さて、私が一番初めにみーきと呼ばれたいと思ったのは、、たぶん、高校生の時。

幼馴染の後輩の呼ぶ声が「みーき」と聞こえた時。

学年が違うと会うこともほとんどなく、親しく呼んで貰えて嬉しかった。
当時はまだまだコミュ障全盛期だから、その印象は強い。
16歳くらいの頃。

それから就職すると、すっかり苗字呼びになった。
正直、当時は心の底から苗字が嫌いだったので、ゾワゾワしていた。
これは、つい最近まで、苗字を変えられるから結婚してもいい、と思っていたほど。

そんな私が、なんとなく、サインでも作ってみるかなーなどと考えた。
社会にも少し慣れてきた頃。
有名になりたい願望はあるのかもしれない。
会議中に、サインは完成した。
サインが出来た当時は、誰も呼んでいなかった。
気に入って自分で書いてただけ(笑)
23歳くらいの頃。

それから数年、私は初めて名前の欄にみーき、と書き込んだ。
追っかけしてたバンドのアンケート用紙だった。

「みーきちゃん!」
そう呼ばれてどれだけ嬉しかったか、当時は社会に出て孤独がさらに増して、さらにはトラブルも重なり、彼らだけが救いだった。
大好きな彼らに苗字でない愛称で呼ばれることは、私の何よりの宝物になった。
実家にいた時から、ほぼすべての時間を一人で過ごしていたから、好きな人に名前を呼ばれると嬉しい。
そんな当たり前のことを、こんなことで知ってしまった。
かなりの追っかけだった。

そんな彼らが故郷に帰り、3回は関西まで行ったけど、辛くなり、記憶もほとんどない20代後半。
グレカラで、みーきと名乗っていたかな?
たぶん、他の人のLIVEで発散しようとしていた。
が、プロのLIVEはその2時間の幻。2時間の夢時間。
ほとんど引きこもっていた気がする。

29歳で出会いがあり、30歳で私は一変した。
ガンガン人と関わるようになり、人と話せることを喜んでは傷つき、傷ついては出会いに奇跡を信じていた。
この時から、ほぼすべての人からみーきと呼ばれるようになった。
会社なんて小さな組織だった。
外の世界は広い。
そして、沢山の人がいて、それぞれがそれぞれの声でみーきと呼んでくれた。

みきじゃないよ!
ミッキー?そう呼ぶ人、おじさん世代に多いね!
大胆不敵になっていた。
頑なに本名を呼ぼうとする人とは仲良くなれないと思った。
いきなり呼びつけとか、気持ち悪い。

東京に移り住み、1年は点々としてたのだけれど、その中で作ったサインも書いていた。
みーきのスペルに蝶が止まっているようなサイン☆
これ、NFTに出そうかな?(笑)
著作権はつかないまでも、本物証明になるもんね♪
自分では、所有物証明としてよく書いていたし。


初めにみーきと呼んだ幼馴染は記憶にないらしかった。
彼女的に私はみきちゃんで、みーきーと呼んでいたようで私が勘違いしていたと後で知った。
ちょっとショックだったのを覚えている。私、みきじゃないし。。

今はほとんどをみーきで配信しているため、ほとんどの人がそのままみーきと呼んでくれている。
そろそろ歳も年だし、こんな可愛らしい名前を名乗っていていいのだろうか?
とも思うが、これが一番私だと通じるので、今更変えようがなくなってしまった。

明るいイメージの名前に合う自分でいられるように頑張ろう☆


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