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TALIS2018

TALISとは?

別名OECD国際教員指導環境調査。(TALIS:Teaching and Learning International Survey)学校の学習環境と教員及び校長の勤務環境に焦点を当てた国際調査。OECD加盟国等48カ国・地域が参加。日本は小中そろっての参加が今回初となる。


良かった点

①学級の規律、学習の雰囲気が整っている

「児童生徒が授業を妨害するため、多くの時間が失われてしまう。」教員の割合は小学校で参加国中最も低い。(中学校でも2番目に低い)

悪かった点

①仕事時間が最多

小中学校ともに、1週間あたりの仕事時間が参加国の中で最長

日本平均:約55時間  世界平均:約38時間  一般的な事務業務が世界の2倍の時間で中学校においては課外活動の指導の時間が世界平均の4倍近い

②人財不足

支援職員が不足していると答えた校長の割合は日本の小学校で55.8% 世界平均は30.8%

③主体的・対話的で深い学びの視点による授業改善、ICT教育活用の取り組みが不十分

主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善、ICTを活用した学習支援等の項目において世界平均に比べ低い水準



課題を踏まえた今後の方針

・働き方改革の推進

・チームとしての学校の推進

・新学習指導要領の確実な実施

・ICT活用教育の推進

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