1級建築士試験奮闘記 #11 恩師に出会う。
こんにちはchachaです!
ご覧頂き誠にありがとうございます!
今回は受験生に舞い戻った
令和5年度の試験勉強期間についてお話しさせて頂きます。
前回までの続きは下記を御覧ください!
では!どうぞよろしくお願い致します!
(合計 約2,000文字)
恩師に出会う…約700文字
6月。
通信講座も終わり、通学が始まっていました。
中期コースなので初年度生は居ないクラス。
その中でも受験歴は断トツでした。笑
当初は中々やる気が起きずに居ましたが、通学が始まれば流石にスイッチは入り受験生モードに切り替わってました。
運び慣れた製図板を肩にぶら下げ、製図道具一式はトートバックに入れての通学。
製図板ケースには重さを軽減する肩パットを取り付けたり、ペンのグリップにクッションを取り付けたりと、製図道具にアレンジを加えるのは受験生あるあるかと思います。笑
そんなベテラン受験生の私は、課題に対して特段難しいと感じることはなく、順調に解けているつもりでした。
ただ、毎回返却される課題では「ランクI」がどうしても取れない。
完璧にチェックしたつもりでもどこか指摘がある。
しかも、あまり指摘されたことのない箇所で。
そうです。
今年の担当講師(以後、恩師と呼びます。)は、とにかく厳しく採点をしてくれていました。
(何年も講師をされている方なので、受験生が間違えそうな所は大体把握しており、楽しそうに間違いを探す姿は今でも忘れられません。。笑)
チェックが甘く、迷った際は都合良く解釈してしまう癖があった私にとって、それはとにかく効果絶大でした。
ここまで落ち続けると、自分の判断が本当に正しいのか悩んでいた時期もありました。
それがいつしか、
恩師ならどうチェックするかな。どう判断するかな。
と、
チェックをする際の判断材料になっており、恩師に出会っていなかったら
今でも製図勉強を続けていた
と思います。
(残り 約1,100文字)
今年の課題は「図書館」…約550文字
7月。
遂に今年の1級建築士製図試験の課題が発表されました。
基準階タイプが続いていたので、今年は流石にゾーニングタイプだろうと巷では噂せれていました。
そんな中発表された課題は「図書館」。
正直、通信や長期で何度も解いたことのある課題だったので、安心したような少し残念なような感情を抱いていました。
そして昨年に引き続き、今年も受験生を混乱に落とす階数指定なし。
さすがに図書館で基準階タイプにはならないだろうと思ってましたが、それでも細長い敷地なら4階建て、逆に2階建てにして立面図2面など様々なパターンが考えられました。
特に勾配屋根、吹抜け階段、地下室など、
昨年の杭基礎や階数自由を経て何が出てもおかしく無い状況となり、学校の課題は色々なパターンを学ばせる課題が多かった印象です。
また、昨年の合格発表にて不合格の要因が発表されましたが、その中の一つに「階段の不成立」が書かれてました。
その為、階高によって様々な階段を使い分けられるように指導されたのが印象的でした。
法規に対してより一層厳しくなり、今までは試験として割り切った非現実的なプランとなる事が多かったですが、より一層現実的なプランを目指してる印象がありました。
(残り 約550文字)
短期コース合流…約550文字
8月。
学科試験が終わり、短期コースと中期コースが合流する事に。
今年の学科は昨年に比べて難化したとの感想が多く、今年はチャンスなんじゃ無いかと一人思ってました。
学科通過者を絞って、製図の合格者で調整するのではないかと。。
学科通過者が多かった昨年は、とにかく製図試験での引っ掛けが多かったので、今年はシンプルな課題になるのかな。
などなど憶測を広げてました。
そして、短期コースが始まるといよいよ本試験日が近づいてきます。
合流するまではどこか余裕がありましたが、合流してからは緊張感がグッと増したのを覚えてます。
更に、とにかく学科通過者の勢いが凄いんです。
熱意というか、ギラギラさというか。
一種のランナーズハイ状態なのでしょうか。
確かに当時の私も学科通過の嬉しさからギラギラしていた気がします。笑
8月中旬には、短期生が対象ですが作図強化講座という特別講座が行われます。
この講座では、2日間ひたすら作図を繰り替えすという地獄の講座なんですが、それを終えるとほとんどの人が大凡3時間程で書き上げてくるようになります。
作図スピードがついてくると、過年度生にとってのアドバンテージはプランニングのコツであったり、作図独特の知識なんですが、とにかく追い上げが凄まじく、若干中だるみ気味だった雰囲気が引き締まったようでした。
そして、気が引き締まったのも束の間で、この先スランプに陥ったり、ターニングポイントが訪れたりと様々な事が起きます。。
それについては次回ゆっくりお話しさせて頂きます!
それでは、ここまでご覧いただき誠にありがとうございました!
良ければ他の記事もご覧いただけると嬉しいです!
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