東南アジアのスタートアップ freecracy に入って1ヶ月が経ちました
こんにちは、ベトナムが大好きなデザイナーの三上蒼太(@sota_mikami)です。
2月中旬よりベトナムの商都ホーチミンに拠点を移し、freecracyというHRtechスタートアップにジョインしました。ベトナム人と日本人の混成チームの中で、社内唯一のUIUXデザイナーとして働いています。
なぜfreecracyに?
入る経緯を綴ったnoteがこちら
19年10月に、新卒でアトラエという会社への入社が決まっています(そのためfreecracyへの参画は8月末までの予定です)。
大学時代をベトナムひいては東南アジアに捧げてきた僕は、アトラエの価値観を東南アジアに広げたいと考えています。そのための修行の場を欲していて、ご縁があったfreecracy社にジョインしました。
こう書くと利己的な理由にも見えますが、実はfreecracyのサービスはまさに自分がやりたかったプロダクトでした。freecracyが運営する「freeC」のβ版がリリースされた昨年夏、僕も同じような日越混成チームの中で、同じようなプロダクトを作っていました。
(今もまだまだですが)当時の僕のデザインスキルではなかなか満足いくものが作れず悩んでおり、そんな中で比較的UIが綺麗でコンセプトも類似するサービスを見つけ、悔しくなったのを思い出します。
(当時作っていたHR系アプリ)
freecracyってどんな会社?
freecracyは、東南アジア向けのビジネスSNS「freeC」を運営している会社です。
ベトナムで教育事業を行なっていた代表の国本(@kazuki71202013)がベトナムでの採用に苦労した原体験に基づいて始まったプロジェクト。
現在、ベトナム人11名と日本人5名の合計16名で日々開発に取り組んでいます。
日本とは違う採用マーケット。従来の人材広告と人材紹介がほとんどな世界で、新しい採用手法と世界観を作ろうとしています。
(入ってすぐのWelcomeランチ)
入って1ヶ月、やったことは?
デザイナーの先輩や上司がいない中で、UIUXデザインの枠に限らず自分が担当すべきピースを手探りする1ヶ月でした。
具体的な業務としては、
・引っ越し(ジョイン初日にオフィスが移転しましたw)
・新サービスのロゴ制作
・freeCブランドのデザインシステムの提案と仮決定
・最適ツールの提案と移行(XD→Figma)
・Bizdevやdevとコミュニケーションをとりながら、開発スケジュールの検討
・新機能のデザイン
・ユーザーヒアリングとインサイトの抽出
・UXDの実践:社内の共通言語作り
・freeCグロースモデルの整理と提案
・大型デザインアップデート
などなど。
設立1年未満のスタートアップで、やることだらけです。
そして僕のデザイナーキャリアも1年未満。諸々カオスな状況の中で、やるべき優先順位を慎重に判断しながら、時にはなにかを犠牲にもしながら、なるべく自分のパフォーマンスとプロダクトへの貢献度を最大化できるよう意識してやっています。
freecracyでのミッションは?
唯一のUIUXデザイナーとして、僕のミッションは、一貫したユーザー体験の実現とそのクオリティ追求に責任を持つことだと思っています。
ピースオブケイク社のCXO、深津さんのnoteをめちゃくちゃ参考にしながら仕事をしているつもりです。
これらのnote、とっても勉強になりました。
内定先であるアトラエの先輩方には時々フィードバックをいただいていますが、freecracy社内にデザイナーの先輩がいないため、noteやSpeaker Deck等で公開される先人のデザイナー方の知見から必死に吸収しようとしています。
『一貫したユーザー体験の実現とそのクオリティ追求に責任を持つこと』が本当にできるよう、僕自身UIUXデザイナーとして急速にレベルアップしなければなりません。さらに、8月末で僕がいなくなった後もユーザー体験を追求し続けられるよう、策を講じておかなければなりません。
ジュニアデザイナーには不相応なミッションかもしれません。ただ、食らいついて励んでいきます。
さいごに
3月23日〜4月1日まで、一時帰国して都内におり、うち平日は比較的暇をしています。
freecracyに興味を持っていただいた方、東南アジアのスタートアップや採用事情に関心のある方、あるいはデザイナーの方、
もしよろしければお茶誘っていただけますと嬉しいです🙌