金カム12星座分け(3)
漫画「ゴールデンカムイ」のキャラクターを12星座で分けるシリーズ。今回は、天秤座、蠍座、射手座です。
(物語は現在進行形で進んでいますが、この仕分けは2021年8月に作成した宿題レポートをもとに書いています)
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天秤座
”凶運の看守部長”
門倉利運
網走監獄の看守部長。父親が土方とともに闘った旧幕府軍だったため、土方を慕い、その忠誠心は厚い。
天秤座、なかなかピンとくる人物が思い浮かばず、けっこう悩みましたが門倉に。キロランケの次に好きなキャラです。
網走監獄潜入作戦のため、タヌキを演じて看守部長のポジションを守り抜いていました。タヌキを演じるのって、周りをみながら適当に合わせつつ…ということができなきゃどこかでバレそうな気がします。天秤座って周りをみながらの匙加減がすごくうまそうだなと。
勝てない喧嘩はしない、事なかれ主義的なところも天秤座っぽいなと思いました。土方一行の中間管理職…。
それから凶運と強運の持ち主。そんなことってある?ってぐらい振り切れた凶運と強運だなと思います。バランスよくそのどちらの運も持っている…というのはだいぶこじつけっぽいですけど 笑
そしてもうひとつ。モヒカン風の髪型で、くたびれてはいるけれど色気があるオッサンってところも。
モヒカン、めっちゃおしゃれだと思います。だって、マメにお手入れしなきゃ短い部分はすぐ伸びて微妙なかんじになりそうだし、長い部分も同じで、ガッツリ立たせるのも手間だし、立たせないならぺっちゃりならないぐらいの長さを保つ調整が必要だし。ああみえて、髪とヒゲは毎日お手入れしているかも…。
くたびれているのに色気がある部分(ってかんじているのは門倉好きな私だけかな…笑)も、ルーラー金星の天秤座っぽいかなと思いました。
蠍座
”孤高の山猫スナイパー”
尾形百之助
第七師団の上等兵で、高い精神力、集中力をもつ凄腕の狙撃手。鶴見から造反し、土方の用心棒、キロランケの共謀者となるが、その行動の真意は未だ不明。
まぁこの漫画の登場人物、ほんとのところは何を考えているかわからない人が多いですけど。その中でもとくに尾形はミステリアスな雰囲気が一番濃いなと思います。冷酷そうで、でもそれだけでもない。
妾の子で愛されずに育ったという生い立ちにも関係しているのだろうけど、深いところから求めているものがあるようで、あと、自分が納得できるものを求めているようにもみえます。
蠍座って、その洞察力で人間の深い部分を暴くようなところがあるけど、そういう深い部分が人間にはあるということを、自分だけが知っていればいいって雰囲気がありませんか。そういう雰囲気を尾形から強く感じます。
あと、アニメ版のCV津田健二郎さんの声がハマりすぎていて…あの声も、蠍座の濃い、匂い立つような色気にピッタリですよねぇ…。
射手座
”アイヌの愛娘”
アシㇼパ
小樽近辺のコタンに住むアイヌの少女。父が関与したアイヌの金塊の謎を追い、杉元とともに旅に出る。食い意地が張っており、よく変顔をする。
ようやく主役のアシㇼパさん登場です!
獅子座のときに迷ったと書きましたが、「新しい時代のアイヌの女」を自負し、凛々しく、物怖じしない豪胆な性格は、獅子座というよりも広い世界に飛び出していく射手座かなぁと思いました。あと、弓持ってるし 笑
アシㇼパさんは弓や毒の製法などの狩猟技術とアイヌの知恵をたくさん持っています。月(蟹座ルーラー)の女神、アルテミスは狩猟の女神でもありますが、アシㇼパさんはその狩猟技術やアイヌの知恵を、杉元だけでなく私たち読者にも教えてくれている。そういうところが、アルテミスよりも、武術やあらゆる学問に長け、多くの人たちに学問を授けた射手座のケイローンのイメージに繋がりました。
好物は塩をかけたリスなどの脳。射手座のキーワードにはジビエなど野性みのある食べ物がありますから、これもぴったりで。
私は火の星座には素直なかわいらしさが共通してあると思っています。アシㇼパさんはずいぶんとしっかりしているし、凛々しさもあるけれど、年相応の幼さが垣間見えるときがあって、とてもかわいいですよね。そういうかわいい部分が、火の星座の素直なかわいらしさに重なってみえました。
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いかがでしたでしょうか。次回は山羊座、水瓶座、魚座です!はたして杉元は登場することができるのか!?笑