見出し画像

銀河鉄道

 999ではなくて、夜のほうです。

 こんばんは。
 先日、放送大学の公開講座(オンライン)、『イーハトーブの星空で宮沢賢治と銀河鉄道に乗る』を観ました。
 放送大学の谷口義明教授による講座で、

宮沢賢治(1896-1933)は岩手県の花巻に生まれ、多感な中学・高校時代は盛岡で過ごした。花巻もそうだが、岩手山、小岩井農場、種山ケ原など、賢治はイーハトーブと呼んだ岩手の星空に、あるいは星空の向こうに何を見ていたのだろう。今から百年も前のことだが、不思議なことに、賢治は現代の宇宙観にも通じる「何か」を授かったようだ。賢治と一緒に銀河鉄道に乗って、賢治の見た宇宙を追体験してみよう。
(特別講演会の案内ページより引用)

というテーマ。とてもおもしろかったです。

 それでふと、賢治って何座だろう?って思ったのです(星読みやってると思いがち)。
 誕生日を調べてみたら、1896年(明治29年)8月27日生まれの乙女座。

画像1

 あああ〜と思ったのですが、気になることが。

『戸籍上の誕生日は8月1日』

 おっと、これでは獅子座になっちゃう。

画像2

 

 どうやら生前の賢治は8月1日生まれと履歴書に書いていたようなので、本人は1日生まれのつもりだったと思いますが、戦後になってからご家族が本来の誕生日は27日だったとお話されたようで。
 届け出のときに旧暦と新暦を間違えて書いてしまったのかもしれないし、そのときはなにか理由があって1日に生まれたこととして届け出たのかもしれない。経緯はわかりませんが、昔のことなので実際生まれた日と戸籍上の出生日が違うなんてこともありそうだなぁと思います。

 表現力の豊かさで獅子座か、天文学や地学などの知識が詰まっていながら、童話として書き上げる文章力で乙女座か。
 ふたつのホロスコープをながめながら、どっちだったんだろうなぁと考えるのも楽しい。

 著名人のホロスコープを読んでみるときに、出生時間がわからないことも多いし、それで月星座がハッキリしないことも多いけれど、〇〇座ならこうだし、△△座ならこうって読むのも、けっこう勉強になるなぁと思います。