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新卒で入った会社を2ヵ月で辞めて独立リーグに挑戦した理由
こんばんは。
はじめましての方もいるかもしれないので、改めまして埼玉武蔵ヒートベアーズの小野寺賢人です。
僕が北海道から埼玉に来て約2ヵ月が経ち、シーズンも後半戦の8月に入りました。
今更ではありますが、タイトルにもある通りなぜ独立リーグに来ることになったのかという話しをしようと思います。
僕は星槎道都大学を卒業後、北海道の会社で働きながら、クラブチームのTRANSYSで野球を続けていました。
大学時代に受けた社会人企業チームの練習会はすべて不合格だった為、フルタイム社会人として働きながら野球をするクラブチームに入部しました。
1日約8時間勤務して、終わってから夜まで練習、仕事が休みの日は練習試合など、体力的にきつくても野球への熱量を持って取り組んでいました。
しかし当たり前ですが、野球よりも仕事が優先です。仕事と野球の時間が被れば仕事に行きます。
なので、練習参加があまりできずに試合だったり、そもそも休みが取れず試合に行けないという日も出てきました。
野球をする時間が減り、球速も大学時代よりも落ちました。体力的な辛さよりも野球が思う存分できないことの方が辛かったです。この時期に僕が感じていたのが、
「お金になるならプロ。お金にならないなら趣味」
ということ。
当たり前かもしれませんが、小学2年生から野球を始め、プロを夢見て野球を中心に生きてきた自分には痛感した理想と現実のギャップでした。
そして考えたのは、数年後に自分はどうなっていたいのか。答えは「プロになりたい、野球を仕事にしたい」
それを達成する為に1番近い行動は何かを考えました。
僕は会社とクラブを辞めて独立リーグに挑戦することを決めました。
辞めることを会社とクラブに伝え、TRANSYSの助監督に縁を繋いで頂き、埼玉武蔵ヒートベアーズへの入団が決まりました。
実際に辞めることは心苦しい思いでしたが、ここで挑戦しなかったら一生後悔すると思い行動しました。
会社にもすぐに辞めることを認めてもらい、たった2ヵ月で辞める奴を温かく送り出してくれました。本当に感謝しています。
最後に、僕が独立リーグに行くことを知人に報告した時に「なら最初から大卒で行けば良かったのに」と何回か言われました。
確かにそうかもしれませんが、僕にとってはこの2ヵ月間は必要な時間でした。(辞めることで会社に迷惑をかけたことは申し訳なく思っていますが)
TRANSYSでの野球は最高に楽しかったし、埼玉に来て野球が仕事の環境にとてもありがたみを感じています。「ここで成長できなければ自分の野球人生が終わるだけ」という覚悟をもって野球に取り組めています。
それはおそらく北海道での2ヵ月があるからこそ、より強く感じていることだと思います。
僕が今後どのような結果を出すのかどんな投手になるのか見守って頂けると嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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