![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173005148/rectangle_large_type_2_225eb72c98f4cf5434a80cea14e1e1d6.png?width=1200)
【インクレディブル・ハルク】— 怒りが生んだ最強の力!暴走する超人の苦悩と戦いを描く物語
どうも、30歳サラリーマンで映画レビューをお届けするK-taroです。
今回は、『インクレディブル・ハルク』(原題: The Incredible Hulk)を紹介します。本作は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の初期作品であり、2008年に公開されたハルク単独映画。主人公ブルース・バナーの苦悩と、彼の内に潜む緑の巨人ハルクの暴走を描いたSFアクションです。
![](https://assets.st-note.com/img/1738613058-O4piB02VmM1gDZQ96HaEenwT.jpg?width=1200)
ストーリー
科学者ブルース・バナー(エドワード・ノートン)は、ある実験中にガンマ線を浴びたことで、怒りが高まると緑色の巨人「ハルク」に変身してしまう体質になってしまいます。彼はハルクとして暴走することを恐れ、逃亡生活を送りながら治療法を探し続けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1738612259-0iI6s4PThbd2uDV8CEA1gxl7.jpg?width=1200)
一方で、アメリカ政府はハルクの力を軍事利用しようとし、執拗に彼を追跡。軍の精鋭エミル・ブロンスキー(ティム・ロス)は、ハルクに匹敵する力を得るために自らも人体実験を受け、「アボミネーション」として覚醒。ニューヨークを舞台に、ハルクとアボミネーションの壮絶な戦いが繰り広げられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1738612303-GdFy72a05PE1luJUtB3QSxkI.jpg?width=1200)
エドワード・ノートンのハルク
本作でブルース・バナーを演じるのはエドワード・ノートン。彼の演じるバナーは、常に苦悩を抱えながらも、ハルクの力と向き合おうとする知的なキャラクターとして描かれています。
MCUでは後にマーク・ラファロがハルクを演じることになりますが、本作のノートン版バナーはよりダークでシリアスな印象が強いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1738613012-Mj6H5nrAi3scPpa2R9tBTSEw.png?width=1200)
ハルク vs アボミネーション
本作最大の見どころは、ハルクとアボミネーションの圧倒的なバトルシーン。アボミネーションは、ハルクの力を超えるほどの怪物となり、街中で暴れ回ります。ハルクは暴力的な力を持ちながらも、最終的にはその力をコントロールし、ニューヨークを守るために戦う姿が描かれています。
![](https://assets.st-note.com/img/1738612388-RZfWQ0Udvry2pS8xM6qji4mH.jpg?width=1200)
アクションシーンは迫力満点で、ハルクが軍の攻撃を受け止めたり、アボミネーションとの肉弾戦が繰り広げられる場面は、観ているだけで熱くなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1738613043-O2nqVMahI4xku0GcyoBDbUHl.jpg?width=1200)
ブルース・バナーの苦悩
『インクレディブル・ハルク』は、単なるヒーロー映画ではなく、「自分の中にある暴力的な力をどう扱うか?」というテーマが深く描かれています。ブルース・バナーはハルクの力を「呪い」として捉え、その力をコントロールしようと苦しみます。このテーマは後のMCU作品でも繰り返し描かれるハルクの核となる部分です。
![](https://assets.st-note.com/img/1738613077-h2Lj8IF9QYBz4iVuOT7fGv6p.jpg?width=1200)
MCUとのつながり
本作は、MCUシリーズの初期作品であり、ラストにはアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)が登場し、アベンジャーズ計画を示唆するシーンが挿入されています。これによって、後のアベンジャーズ映画への布石が打たれています。
また、後のMCU作品『シャン・チー』『シーハルク』にもアボミネーションが登場し、MCUのストーリーに影響を与え続けている点も面白いポイントです。
![](https://assets.st-note.com/img/1738613090-ZIc5WVDfCe7no1XOUmrjqiTH.png?width=1200)
まとめ
『インクレディブル・ハルク』は、MCUの中でも異色のシリアスなSFアクション映画。ブルース・バナーの内面の葛藤と、ハルクの破壊的な力が描かれ、単なるヒーロー映画とは一線を画すストーリーが展開されます。
ハルクのアクションシーンは迫力満点で、特にアボミネーションとの戦いは見応え十分!ディズニー+で配信中なので、MCUファンやアクション好きの方はぜひチェックしてみてください。
それでは、次回もお楽しみに!K-taroでした。