Genspark/ジェンスパークのファクトチェックの注意点
今日はGenspark/ジェンスパークのファクトチェックの注意点についてです。
【Genspark/ジェンスパークのファクトチェックの注意点】
作成 中小企業診断士 竹内幸次
2024年6月に公開された複数
のAIエージェントを活用する新しいタイプの検索エンジンであるGenspark/ジェンスパーク/https://www.genspark.ai/ が話題になっている。開発運営はアメリカとシンガポールに本社を置くMainFunc社。
Googleのように検索できたり、
検索後に生成AIによって要約文章が生成されたり、自分のみのWIKIを作れたりできる。
私が関心を持ったのは
ファクトチェック機能。Genspark Autopilot Agent/https://www.genspark.ai/autopilotagent を開くと特定情報に関してのファクトチェック(真偽性の検証)ができる。
例えば
「レクサスLSは米国では値引きして売られている。」と入力してファクトチェックすると、様々なサイトに掲載された値引きについてのレポートを根拠に、「レクサスLSは米国では値引きして売られている。」という情報がどの程度事実なのかを説明してくれる。
確かな情報を導くとして
信頼されているGenspark/ジェンスパークであるが、不安も感じた。それはそもそもネット上の情報の真偽性推論のために、発信サイト、執筆者のオーサーランク、発信意図、信頼おけるサイトからの被リンク等を活用しているのかどうか。「多くの人が書いているから真実」という単純なアルゴリズムではないことを願う。
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2025年1月18日に中小企業講演「ビジネスに活かす生成AI」を東京洋装協同組合で行います。