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DeepSeekの登場で変化した生成AIへの信頼
今日は静岡県伊東市のサービス業のコンサルティング、東京都国分寺市のサービス業のコンサルティング、神奈川県川崎市のサービス業のコンサルティング、東京都渋谷区の中小企業のコンサルティング、寒川町商工会で中小企業講演「課題解決型の生成AI活用~テキスト生成、画像生成でデジタル経営革新しよう」を行います。
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今日は本日の講演に関連してDeepSeekの登場で変化した生成AIへの信頼についてです。
【DeepSeekの登場で変化した生成AIへの信頼】
作成 中小企業診断士 竹内幸次
2025年1月20日に生成AI
「DeepSeek/ディープシーク」が公開された。いわゆる大規模言語モデル(LLM=Large Language Models)である。開発したのは中国の人工知能研究所であるDeepSeek。
私もすぐにアカウントを作って試用
した。「中小企業向けの補助金」と荒っぽいプロントを投げたが、「2025年度の中小企業向け補助金は、新規制度の創設や既存制度の拡充が行われており、事業拡大や課題解決に向けた支援が強化されています。以下に主要な補助金をまとめます。」と、正しい情報が回答された。情報も新しい。
その後、日本経済新聞
2025年1月30日記事「DeepSeekがデータ不正利用か OpenAIとMicrosoft調査」/https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN293P40Z20C25A1000000/ が公開された。DeepSeek/ディープシークがChatGPTを運営するOpenAIのデータを不正利用した疑いという。
このような最新技術の登場と、
疑惑の情報に触れると、生成AIを活用する我々中小企業は「生成AIを使えば使うほどプロンプトで使うキーワードから技術水準が見抜かれるのかもしれない」等と、生成AIが利用企業調査のツールとして使われることを警戒してしまう。これはGoogle等の検索サービスも同じことではあるが。
生成AIを中小企業の生産性向上
のために使うためには、「安心」を経営者が感じとることが必要となる。また、活用する我々からはリスクがゼロのツールはないことと、生成AIの回答を鵜呑みにしないこと等を再認識しておきたい。
スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。
2025年2月19日に中小企業講演「集客力向上のためのデジタル技術活用セミナー」を群馬銀行ぐんぎん経営倶楽部で行います。