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最後の売り物は「会社」

今日は最後の売り物は「会社」についてです。

【最後の売り物は「会社」】

作成 中小企業診断士 竹内幸次


後継者が見つからずに

会社を廃業する例に触れることが増えてきた。売上が減ったためではなく、事業を引き継ぐ人がいないという後継者不在廃業。どうにかしたい。

顧客もいる、従業員もいる、

金融機関の支援もある、公的機関から評価もされている。しかし後継者がいない。こんな残念なことはない。

経営を継ぐ人がいない理由は、

仕事に魅力がない、仕事が少ない、社長としての給与を高く望めない、組織メンバーのやる気が低い、経営していく自信がない、他にやりたいことがある等が代表的である。

経営は経営論やマーケティング知識、

会計知識、テクニック等よりも、顧客(市場)や商品(サービス)への想いが重要である。もしも経営していく自信がないと感じる理由が、このような知識の無さが原因なら、そんな不安は不要だと思う。事実、成功している経営者は知識に自信がある人は少ない。とくに中小企業ではそうだ。

どうしても後継者が見つからず

廃業を考えているようなら、最後は会社自体を売りにだそう。事業承継・引継ぎ支援センターに相談してもいいし、民間のM&A会社でもいい。顧客と従業員、技術を守るために、廃業よりも法人売却を考えよう。

スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

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