中小企業診断士二次試験 超高得点(86点)と足切り(30点)答案比較してみた
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86点答案
第1問
S
効能を有するハーブを無農薬で効率よく栽培できる技術、X島の豊かな自然、Z社取引実績。
W
YハーブやX島の知名度の低さ、Z社依存の経営、X島の人手不足や高齢化による活力低下。
O
消費者の健康志向でヘルスケア市場が拡大基調であり、複数社から取引き要望がある。
T
Z社との取引量が減少しており、取引中止の可能性がある。ヘルスケア市場競争激化。
第2問
Z社製品ターゲットの30~40代女性と異なる50代以降の女性や男性を獲得すべく、健康・長寿の効能を活かし、高齢者層に強い取引先を開拓する。今後の取引先構成は、一社依存を脱却し、複数社によるリスク分散を図る。
第3問設問1
既存のZ社Yハーブ製品ではなく、OEMと自社サイトで新製品開発、新市場開拓を行い、事業の多角化に成功した。
第3問設問2
B社製品購入者を対象に、双方向のコミュニケーションを行う。掲示板やアンケートで要望や感想を収集し、顧客ニーズを反映した製品づくりを行い、顧客満足度向上、愛顧向上、関係性強化、固定客化、売上向上を図る。
第4問
大都市圏在住の女性層を対象に、B社製品とX島を楽しめるプログラムを立案する。①耕作放棄地を活用した農業体験②地元民のハーブ料理試食会③アロマオイルによるエステ④釣り体験等で、愛顧向上、地域活性化を図る。
50点答案
第1問
S
希少性と効能のあるハーブの栽培・粉末加工技術と、自然豊かなX島とのシナジー効果
W
Z社との取引に依存していること、島とハーブの知名度が大消費地で低いこと
O
消費者の健康意識の高まりによるヘルスケア市場拡大
T
若年層の人口流出、雇用機会不足、高齢化等により島の活力が低下していること
第2問
20代後半〜50代の大都市圏に在住し安眠効果を求めオンラインで買い物をする層を対象に、アロマオイルや香水などのOEM企業と取引し開発しオンラインサイトでの販売を強化する。Z社等への卸売の構成比を低め、自社サイトでの直販を強化する。
第3問設問1
コンセプトを変えた新商品をオンラインの新しい市場で販売する新製品新市場開拓戦略をとった
第3問設問2
ブログコーナーを設け、社長の品質と安全性を追求する姿勢や島への思い入れを継続的に発信し、コメント欄や掲示板で顧客と双方向にコミュニケーションを取るなどを行い、顧客の関与を高め、アイディアを募集する。上記により顧客ニーズを収集し、製品開発に活かす。
第4問
サイトユーザー向けに、①ハーブの収穫体験②ハーブを使ったおひたし等島料理の料理教室の実施③B社社長によるX島案内、等のプログラムの実施でハーブのこだわりとX島の魅力を訴求し、顧客との関係性構築しファン化させる。
30点答案
第1問
S
高品質なハーブの栽培手法が確立していて、粉末加工まで行えること
W
Z社との取引に依存していること。
O
ハーブの知名度が上がり、自社製品への再取組みの機運が高まった
T
Z社の製品が製造中止になりそうなこと
第2問
アロマオイルや香料に利活用できる企業との取引を行い、女性だけでなく一般消費者をターゲットした製品での利用を増やす。
第3問設問1
「眠る前に飲む」と用途を絞ったことで他の製品と差別化し、ニッチな市場に受け入れられた。
第3問設問2
レビュー投稿の仕組みを構築し、ユーザーの利用方法や意見等を知る。
ユーザーに開発中の製品情報を開示し、意見募集をしたり先行販売することで商品への愛着や関与を高める。
第4問
知名度のあるハーブの収穫体験であったり、ハーブでのオリジナルアロマオイル作り体験、また一年の長い期間楽しめるためリピーターが期待できるマリンスポーツや釣り体験を組み込んだプログラムでファンを増やす。
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