担当の新しい1ページを見たくなった、そんなミリオン10thAct-4Day2
「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10th LIVE-TOUR Act-4 MILLION THE@TER! 」DAY2現地に行きました!
現在進行形でのどが潰れています
さて、今回はソロ曲をミリシタのゲームサイズ音源でのメドレーがあり、非常に盛り上がりましたね
最後のMCによると、選曲はキャストアンケートによる、ということで人によっては最新の曲、一番最初のLTPの曲、またはLTHやMS……などと個人的に想い入れのある曲などと色々な選曲がされました。
この流れで耳と喉と情緒が冗談でもなく壊れかけたりもしましたが(ここら辺一曲終わるごとに隣の人と「セトリが強い強い強いうおおおあああああ」って話してました)個人的に印象が強く残ったのは次の二曲です。
一見するとメドレーとしては違和感がないですけど、所恵美担当として、少し思ったことがありました。
これ、すごいメッセージだな、と。
フローズン・ワード(ワールドじゃないよ)は「手渡したい言葉があるけれど、それは渡せない言葉であるから鍵をかけてしまっておくよ。」という曲です。
なぜ伝えられないのか、というのはいろいろな理由があるでしょうし、そこも含めて「フローズン・ワード」なんだと思います。
「言いたい、けど言えない。だからしまっておくよ。(私は)ここにいるよ」そんな気持ちを歌った恵美に、琴葉はこんな言葉をかけます。
「背中を押してあげる、心の居場所も教えてあげるよ」
恵美に対するラブソングでしたっけこれ?
「愛がどこにあるかわかったからさ」
「フローズン・ワードは、ずっとここにあるよ」
そんな恵美の言葉に対して、
「キミ(恵美)の中にある心の居場所をそばで教えてあげる」
「足取りが重い背中も、押してあげる」
そんな琴葉のメッセージがこもっているのではないでしょうか。
このメッセージを担当Pの端くれとして受け取ったときに、(大多数は帰りの電車で反芻していて)思ったことがあります。
所恵美というアイドルは、きっとこのあとも大丈夫だな、と。
担当Pなのに、いえ、担当Pだからこその意見として、所恵美というアイドルは「夢を持っていないアイドル」であると思っています。
基本的に「みんなが楽しければそれでいいじゃん!」というスタンスであって、アイドルも「みんなと楽しくアイドルやれるの楽しい!」という理由のみで続けている、そんな女の子です。
言いかえれば「自分がどうなりたいか」「自分はアイドルを通してどうなりたいか」という部分がなく、「アタシは楽しいし」というマインドのまま、10年間アイドルを続けている。
それができるスタイルも、服のセンスもあるし、実際ここまで走ってこれた。
一見よくないようにも見えますが、今回のフローズンワードとSing a wing songの流れを見て、「別にこのままでもいいんじゃないか?」と思いました。
恵美が困ってたら、助けてくれる仲間が38人+1人もいる。
38人+1人が、恵美のことを見て、認めてくれる。
「恵美、生まれてきてくれてありがとう」なんて大げさな言葉をかけてくれるアイドルがそばにいる。
「アタシがどんなアイドルになりたいか」という答えは恵美以外作れないものですし、恵美はまだ(少なくともミリシタの世界線では)、自分が将来どうなりたいか、というのはまだわかっていない。
一端の恵美担当Pとして、いつかは「自分がどんなアイドルになりたいか」、「目覚めたままみられる夢」を自分で探して、見つけて、自分らしく夢をかなえていくことを「信じて」います。
けれど、大好きな仲間に囲まれてアイドルを続けられるなら、今はそれで大丈夫なのではないか。そう思わせてくれる選曲であったのではないでしょうか。
少し広い話にはなってしましますが、Act-4全体を俯瞰してみて、もちろんミリオンライブというものはより好きになった。
「これまでもこれからも 心一つMILLION LIVE!」という歌詞の通りに、この先の11thやハッチポッチ2などのライブも、ミリシタやアイドルグランプリ(仮)などのゲームも、マルイや豊洲防災フェスその他などのコラボも、ずっとミリオンライブで、765プロでいたいな、と思わせてくれるライブだったし、Act-3で源Pが言った「ミリオンライブが大好きでよかった」という言葉に集約されるように、よりすごい「最高」を塗り替えた景色を見てみたい。
そして、このライブをもう少し細かく見てみたときに、どのアイドルの担当の人も「この子を担当していてよかった」と思えるような、そんな感想も溢れてきます。
恵美に限って言えば、ショコラブル*イブや花びらメモリーズ、昏き星、遠い月やDIAMOND JOKER、フローズンワードにオレンジノキオク・・・新しいミリオンリンケージにくるであろう新曲まで含めて、「所恵美」というアイドルをすべて入れ込んだといってもいい。
そんな恵美を10年、いえ、11年間も変わらずに表現していくれている藤井ゆきよさんにも「ありがとう」ですし、何よりも今までプロデュースさせてくれて「Thank you!」、これからも隣で付き合わせてほしい、恵美の新しい一面をもっと見てみたい、と、そんなことを思えるような選曲だったと思います。
そろそろ感想は打ち止めにしようと思いますが、最後に、ある歌詞をおいて終わりにしようと思います
いつかこの曲を、恵美自身の言葉で聞けることを願って。
ここまで見てくれてありがとうございました。
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