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2級ビオトープ管理士 勉強法
こんにちは。
今日は去年後輩に誘われて受験したビオトープ管理士について、勉強法などについて書きます。
ビオトープ管理士とは
もしかしたらビオトープ管理士についてある程度知ってる方もいるかもしれませんが、まずはビオトープ管理士について。
試験の公式テキストには、このように書かれています。
ビオトープ管理士は、自然や歴史、文化など、地域で受け継がれてきた貴重な財産を活かし、人と自然が共存する美しいまちづくり・くにづくりを実践する技術者です。
自然に関する事業の専門家、といったところでしょうか。
ビオトープ管理士は
・ビオトープ計画管理士
・ビオトープ施工管理士
と、2種類あります。
ビオトープ計画管理士
広域的な地域計画(都市計画、農村計画など)のプランナー
ビオトープ施工管理士
設計・施工にあたる事業現場担当の技術者
試験は計画と施工、別々なので、申し込むまでにどちらで受験するか、決める必要があります。
興味がある、あるいは業務に関わりの深い方を選ぶといいかと思います。
なお、同じ年に両方受験することはできませんが、それぞれ別の年に受験は可能です。
また、受験資格のない2級と、受験の際に実務経験必須の1級があります。
受験の日程
例年は
受験申込:6月~お盆前
筆記試験:9月の最終日曜日
口頭試験:12月上旬(1級のみ)
です。
試験は年に1回だけなので、受験予定の方は予め日程を確認しておきましょう。
詳しくはHPをご確認ください。
勉強法
勉強を始めたのは試験の約1ヶ月前。
主に土日を使って勉強しました。
試験は択一問題と小論文があるので、別々に勉強法を紹介します。
①択一問題
択一問題は共通科目(生態学、ビオトープ論、環境関連法)と専門科目(計画部門または施工部門)があります。
各科目6割以上が合格ラインなので、まんべんなく勉強が必要です。
使った教材はこれ。
公式テキストです。
あとは過去問をダウンロードしておきましょう。
私はテキストを一通り読んだあと、
過去問を解く→わからない部分はテキストで確認
をひたすら繰り返して、過去問と同じ問題は確実に解けるようにしました。
過去問が完璧にとければ、6割は取れます。
生態学は、生物系の方はあまり勉強せずともそこそこ点数は取れる思います。
文系の方や生物に馴染みのない方でも、暗記が中心なので、問題ないかと。
ビオトープ論は、初めて聞く単語も多く出てきましたが、これも暗記中心なので覚えればなんとかなります。
環境関連法は、法律がいくつもあるのと、結構細かいところまで突っ込んだことを問われることもあり、覚えることが多く、苦労しました。
早めに勉強に取りかかることをオススメします。
専門科目は他の科目の応用、という感じなので、過去問さえ解けるようにしておけば問題ないと思います。
②小論文
テーマが3つあり、そのうちのひとつを選んで書く、という課題なのですが、大体毎年同じようなテーマなので、予めひとつ決めておいて、何を書くか?くらいは決めておいた方が本番楽です。
テーマは自分の仕事や学んでいることとリンクするものを選ぶと書きやすいかと。
まとめ
とにかく過去問が解けるようになれば2級は合格できます。
小論文の対策も忘れずに。
まだマイナーな資格だとは思いますが、ESGやSDGsと言われるようになった昨今、ビオトープ管理士は持ってて損はない資格だと思います。
ビオトープに関わる仕事をしている方はもちろん、環境に興味のある方も資格の取得を検討してみては?
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♪今日のお供
NIPPON NO ONNAWO UTAU BEST2/Nakamura Emi
いつも背中を押してもらってます。
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