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deleteキーをくれ

なんでMacのキーボードにはdeleteキーがないんでしょう。
それがとても不満です。

長年Windowsに親しんだ「窓族」としては、MacBookにdeleteキーがないのが大変なストレスです。

家で文章を打つときは、MacBookに外付けのワイヤレスキーボードを接続して使っています。
このキーボードにはdeleteキーがあるので、特に不便もなく、快適に作業に集中できています。

が、外に出るときにキーボードは持っていかないしなぁ、と。
カフェでちゃちゃっとテキストを打つ必要がある際なんかに、このdeleteキー不在問題がちくちくと私をイラつかせていました。

と、そんな時に目に入ったポメラを外付けキーボードとして使ってみたら、この問題の一応の解決策になった!というお話です。


ポメラというのは、キングジムから発売されている「テキストしか打てないミニサイズのワープロ」的な機械です。
モバイルPCみたいな見た目ですが、液晶画面はモノクロで、本当にテキストを打つことしかできない、割り切った端末。

ゆえに小説家やライターさんをして「ネットサーフィンなどの誘惑に惑わされず、テキストを打つことに集中できる」と言わせ人気を博しているものです。
私は就活でエントリーシートを書いていたころからポメラの愛用者でして、現在も最新機種であるDM250をいつも傍らに置いております。

で、このDM250というポメラ、テキストを打つしかできないと書いたものの、実はBluetoothキーボードとしても機能するということをすっかり忘れていました。

MacBookともペアリングも、まぁ普通のBluetoothデバイスとして接続すればOK。
あっけなくつながり、出先の作業にdeleteキーが出現したのでした。

うーん、普通に便利。

あと、うれしい副作用として、カフェの低いテーブルで作業する場合なんかでも、ポメラだけを膝の上に置くことができるため、テーブルの高さに合わせてのぞきこんで猫背になる、という事態が解消されました。
背中を丸めてぱちぱち文字を打っている姿は滑稽ですからね。見た目にもこだわるMacユーザーにとっても大事なことじゃないでしょうか。

一方、課題も。
それは、ポメラのBluetooth遅延がなかなか酷い、ということです。
キー入力に遅延があるのはもちろん、結構な頻度で入力が反映されないんです。当然、早く打てば打つほど意図とちがう文章が入力されていきます。

これはまぁ、さすがにポメラもBluetooth機能はおまけでしょうから、専用品と同等のクオリティを求めるのはお門違いかもしれませんが。

ただ、キー入力のためのキーボードなのに、その本分が果たせないとなると、あまりよろしくないわけです。
で、結局ポメラじゃなくてそもそもMacBook自体を膝の上に置いて作業した方が効率的じゃない?→あ、内蔵キーボードにはdeleteキーがないんだった、みたいな、プチストレスの連鎖は続くのでした。


どうしたら解決するんでしょうかね。
いっそMacBookを持ち歩かず、ポメラ本体に文章を打てばいいんですかね。そうですね、たぶんそれが正解ですね。

結論:ポメラ最強

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