【日記#018】 参考書は未知の宝箱
2024-03-14
昨日から出張で都市へ。人口で言えば、普段住んでいる町の10倍くらい。
でも、空き時間にやることと言えば普段と何一つ変わらず、家電量販店でカメラを触って、そのあとに書店で本を物色する。それだけです。
カメラについては、置いている在庫の質・量が桁違いなので、やっぱりこういう町中にアクセスできることの優位性をひしひしと感じます。 物欲の刺激され具合がちがう。
本屋ももちろん似た感じで、お店の大きさ・品揃えに差はある。でも、興味を持って目に飛び込んでくる背表紙はだいたいどこの本屋でも同じだな……なんて思ったりもします。
そんななか、出張先だというのに2冊購入。
すでに家から持ってきた文庫本が何冊かバッグの中にあるのに、どうして人は出先で荷物を増やしてしまうのでしょうかね。はて。
買ったのはこの2冊。
単語帳は、英検1級用のもの。2022年に受検して合格するまでは、この本の改訂前のものを使っていました。書店で目に入ってパラパラとめくってみたら、見事なまでに頭から抜け落ちている!というわけで、久しぶりに頭に詰め込み直そうと思って購入しました。昨晩、1/3くらいをざっと眺めたところです。体感では、7割くらいは「ああこんな単語あったな」と思い出せる感じ。
気象予報士試験の一問一答は、出張先だけど勉強したい!という謎のモチベーションによるものです。どうせ買うなら、素直に家から過去問とか参考書とか持ってきたらよかったなと後悔しつつ、すきま時間にちらちら眺めています。 英検とちがってほぼ未習の勉強なので、ぱらぱらめくる、というわけにはいかず、まるで一言一句を噛みしめて読む小説みたいなスピードで、のろのろ味わっています。
新しい本を買ったときの、指が切れそうに鋭い紙の質感や、印刷所の空気がページの間にぴたっと真空パックされたような匂いを感じるたびに、「あ、自分はまだ新しいものへの興味がちゃんとあるんだな」と思います。 もちろん、時間は有限で、仕事もたくさんある中で、その欲求にどこまで応えてあげられるかは、わからない。でも、ひらけたアンテナを折らないように。世の中にはいろいろな分野のプロフェッショナルや、その道を志す人がたくさんいて、不思議に満ちた大きな大きな世界が開けている。手をのばせば、知りたいと思えば、いつでも自分の視野や行動範囲を広げることができるんだ。そんなことを忘れないようしたいなと思っています。
ささ、note書いてる暇があったら勉強せねば。がんばります。