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【売却】EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM

EOS Kiss MやEOS M6 Mark IIなど、EOS Mシリーズ用の純正高倍率ズームレンズです。

こちらのレンズ、写真のグラファイトとシルバーの2色展開だったのですが、前者がついに販売を終了したそうです。

キヤノンはRFマウントに急激に舵を切っていて、このレンズを含むEF-Mマウントの市場規模は縮小し続けています。
それにしても短命なマウントでしたね…。

望遠側ではにょきっと伸びる

そんなEF-M18-150mm、旅行の際には重宝していたわけですが、販売終了が伝えられたまさにその日に、マップカメラを通じて売却してしまいました。

理由は、やっぱり高倍率ゆえの画質の低さでしょうか。
単体で見ると悪くないのですが、EF-Mマウントには22mmや32mmといった優秀な単焦点、さらには11-22mmという超優秀な小型広角ズームレンズもあるため、どうしても比較してしまう。
ズームやフォーカスリングの質感もこれらのレンズに比べるといまいちで、あまり撮ってて楽しくない、というのも理由です。

それから、上記のレンズたちに比べて全長が大きいことも理由です。
ボディからにょきっと飛び出す本レンズは、どうしてもバッグへの収納性が低くなりますし、カメラを首から提げて歩き回る旅行では、長いレンズはカメラが揺られて疲れの原因になります。
そうすると、望遠域を捨ててでも、22mmの単焦点1本でいいや、となりがちでした。

とはいえ、旅先で風景を大胆に切り取れたのはこのレンズのおかげです。
このレンズで撮った写真たちを振り返って、はなむけとします。


男鹿半島の夜明け。徹夜で大阪から運転してきて、眠い目に射し込む朝日に感動しました。
同じく男鹿半島。また行きたいなぁ。
入道埼灯台と青空。朝行ったものの曇りで、予定を変更してまで午後にもう一度訪れた灯台。
青森県・湯の島。いつか渡ってみたい。
野間埼灯台(愛知県)。灯台がこんなに人気だなんて知らなかった(失礼)
奈良の山間の廃校。地球儀と蝶の標本は廃校の定番アイテムですね。
旧堺燈台(大阪府)
出張先の朝。カフェの席から動かずに色々撮れる、横着にぴったりなレンズ。
同じく、なんでもない日。
そして帰り道。手振れ補正もよく効きました。
〆は余部灯台(兵庫県)

高倍率レンズは便利ですけど、これまでにも画質や大きさに納得がいかず手放してーを繰り返しています。
そろそろ学習して、いい加減買わないようにしないと…。

2023.1.6

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