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エスマットの紹介と目指す姿
はじめに(自己紹介)
私は「株式会社エスマット」の代表を務めている志賀です。弊社は共同代表制をとっており、もう一人の代表の林と二人三脚で経営しています。我々の会社は創業11年目で、スタートアップとしても「中堅」の位置付けにはなってきているのですが、なぜ今更noteを書くに至ったのかについてお話できればと思います。
まず、このnoteの読み手としてイメージしているのは
・エスマットの社員・株主含むステークホルダー
・エスマットの採用に応募してくださった候補者
・エスマットについては知らないけど、ちょっと興味あるよって方
・個人的な友人
です。少しだけ会社が大きくなってきて、上記の中でも社内の人間であったり、今後エスマットを受けてくれる人、興味を持って頂けている方に対して
・少しでも会社や事業のことを知ってほしい
・少しでも働いている人のことを知ってほしい
・少しでもこれまでの経験をアウトプットして、うまくいく人が増えてほしい
という願いを込めて書くことにしました。
これまでも書こうとしたことは何度かあり、理由をつけては逃げてきたのですが、一緒に働いている役員からも「代表が思いを発信してくれる会社であってほしい」と熱いお叱りを受け、やっぱりこれじゃいかんと反省し、重い腰をあげるに至りました。
何の会社?
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エスマットはモノの流れをスムーズにする会社です。具体的には、IoT重量計「スマートマット」を使って、在庫管理や自動発注のIoTソリューションを提供する事業がメインです。ビジョンは「日々のモノの流れを超スマートに」を掲げています。
事業対象は市場規模が巨大な生産財や消費財の在庫管理市場。生産から消費に至るバリューチェーンの中で、買う→保管する→消費する→買う→・・というサイクルが幾度も繰り返されています。そこに大小様々な無駄があるため、テクノロジーでハックし自動化することで多くの人の日常に革命を起こしたいと考え、グローバルを対象にサービスを提供していきたいと思っています。
今は「スマートマット」をメインに提供する会社ですが、将来的にはそこにも捉われず、モノの流れを超スマートにするために最適なソリューションを組み合わせて提供していければというのが我々の考えです。
創業の経緯
元々共同代表の林とは大学時代の同級生。同じ学部、学科で研究室も一緒という寝食を共にした仲です。大学時代から起業を意識はしており、いつか一緒にやりたいとは話していましたが当然のことながらフワッと考えるに留まっていました。結果、私はUBSという外資系投資銀行→サイバーエージェント、林は戦略コンサル(RB)→アマゾンというキャリアを進むことになりました。
社会人になってからも定期的に話してはいたのですが、ちょうど2013年、私は当時在籍していたサイバーエージェント米国にて2年のキャリアを経て帰国することになっており、逆に林は当時アマゾンにい続けるなら米国で勝負したいと考えていた段階でした。「やるならここしかない」と思った私は林に声をかけ、1年後に創業することを決めました。
スマートショッピング創業〜スマートマット誕生に至るまで
創業時に事業アイデアを考える際、お互いの強みが生きる分野で創業しようという話をしていました。結果的に私がサイバーエージェントで広告事業を手がけており、相方の林がアマゾンで働いていたことから、EC分野で広告でマネタイズできる事業が良いということで、メディアの事業を興すことにしました。
創業当時は「買い物の未来」を創ることを想定していました。ですから、当初創業時の会社名は「スマートショッピング」でした。世の中には以下2種類の買い物があり、我々は②の労働に近い買い物に着目して、②の未来について考えました。
①食べ物やアパレルといった楽しい買い物
②水、トイレットペーパー、洗剤といった労働に近い買い物
「労働に近い買い物の究極的な形ってなんだろう?」と考えた際に「ホテルのようになくなったら勝手に補充されている生活」が究極的な買い物の未来だと定義し、この未来が実現できるサービスを作ろうということで、最初のメディアサービスを構想しました。
当時はソフトウェアの知識はあったもののハードウェアの知識は皆無で、まず当然のことながらソフトウェアを使って実現しようと考えます。具体的には、ユーザーさんのアマゾンや楽天の購買履歴を獲得して学習することで次の購買タイミングを予測して提示する(何なら勝手に買って届ける)ということを実現しようとしました。例えば7/1と8/1に水を買っていることがわかれば9/1にも水を買うはずだから8/25くらいに「そろそろ水が切れていませんか」とリコメンドするといったアイデアです。
実際にサービスリリースして2-3年頑張ったのですが、7/1と8/1に水を買っていても、8月のお盆に旅行に出かけていて9/1には水が必要ではないといったノイズが結構多いことや、そもそも得体もしれないスタートアップに、IDやパスワードを入れてくれないなどの理由もあり、ソフトウェアだけでサービスを実現するのは難しいと思うに至りました。
そんなとき、実際に体重計のようなもので測ってなくなったら届けてくれるってできたら良いねと冗談で話していたところ、ちょうどIoT関連の補助金の話があって、アイデアを出してみたところ見事通過。ハードはやったことがないけれど、我々のビジョンとも一致するのでやってみようということで、今の「スマートマット」の開発に着手することになりました。
そこからもたくさんの紆余曲折はあるのですが、2018/10に現在のスマートマットクラウドをリリースできました。
スマートショッピング→エスマット!
そんなこんなで当初はスマートショッピングという会社名で創業し、自動発注などの機能もありショッピングで続けてきたのですが、BtoBのエンタープライズ企業もお客さんが増えてきて、いよいよ「ショッピング」だとECの会社だと勘違いされ損をすることが増えてきたため、2024年7月、IoTのサービスとしてエスマット(S-Mat)と商号を変え、今に至っています。
エスマットの「S」には下記の通り、5つのSの意味を込めました。
Smart(スマート)に
Scan(スキャン)して
SupplyChain(サプライチェーン)を変え、お客様に
Smile(スマイル)と
Surprise(サプライズ)を届ける
私の名前の志賀のSでもあるので、個人的にも相性が良い名前だと思っています笑。
最終的に目指す姿
最終的に会社がどこを目指すかですが、やはり弊社のビジョンでもある
「日々のモノの流れを超スマートに」
することによって、世界中の人の日常をめちゃくちゃ便利にすることだと思っています。モノの流れをスマートにすれば、日々の課題が解けるだけでなく、無駄なものを作らなくて済むし、環境にも良い。これを自分たちの手で生み出したサービスで実現させたい。
市場規模としては巨大です。せっかく大切な人生をかけて事業をしているので、「まずはこの事業だけで時価総額数兆円規模の会社にしたい」と考えていますし、その前提でメンバーを集めています。
エスマットでは仲間を集めています!
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(どこの会社でも言ってそうなフレーズですがw)エスマットでは、スケールしていくため、一緒に事業・会社を創造し、大きくしてくれる仲間を集めています。
弊社が狙っている領域は、企業共通の課題を対象にしている巨大市場で、ポテンシャルが高く大きな成長が見込める分野です。
おかげさまで事業自体も成長中で今ジョインして頂ければ成長角度の一番大きなところを生で体験して頂くことができ、キャリア的にも非常に良い体験ができると思います。
「日々のモノの流れを超スマートに」
というビジョンのもと、世界の日常を変革できるようなサービスを提供し続けていきます。弊社の考えに共感して頂けた方、興味があるのでカジュアルに話を聞きたいというレベルでも結構ですので是非ご連絡ください。
終わりに
2025年も始まったばかりですが、今後重い腰を上げつつ、noteを通じて想いや事業のアウトプットを届け続けられたらと考えています。励みになるのでよかったらフォローお願いします。
長文読んで頂きありがとうございました。
エスマットでは、共に事業を大きく成長させ社会改題を解決したい仲間を募集中です!
エスマットが提供するスマートマットクラウドは、「モノの流れを超スマートに」をビジョンとして掲げて、世の中のムリムダムラを無くそうという大きなテーマに取り組んでます。共に成長し合い、大きなコト(事業)を成し遂げたいという大志を持った仲間を募集しています!詳細は以下をご覧ください。
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