コンポストって難しい?虫が発生する?LFCコンポストの始め方と気になるポイントの解決策。
昨日から「LFCコンポスト」という、都市に住んでいる方やマンションに住んでいる方でもベランダで簡単にできるバッグ型コンポストを始めました。
コンポストを始めてみたいけど難しそう…と思っている方がスタートするきっかけになればと思い、今回私が始めてみた感想や使用感を記載します。
きっと読み終わる頃には「簡単じゃん!コンポスト!!」とコンポストを始めたくて、うずうずしている…はず。
コンポストを始めたきっかけ
2021年のやることリストに書いていたことの一つが、"コンポストを始める"ということ。
コンポストとは、生ゴミを土の中に入れることで微生物の力で分解し堆肥化する方法のこと。
コンポストには機械を使うものや、土に埋めるものなど色々な方法がありますが、私が住んでいるのは街中に建っているマンション。
堆肥を作ることができても恐らく堆肥を使い切ることができないだろうと予測し、初めは「キエーロ」という生ゴミが消滅するタイプのコンポストを自作することを考えていました。
キエーロについて詳しくはこちら▶︎二宮町ホームページ
しかし、今回「服のたね」というコットンを種から育て、製品化するまでを体験するプロジェクトへの参加がきっかけとなり、バッグ型コンポスト「LFCコンポスト」でコンポストデビューをすることに決めました。
LFCコンポストのセットの仕方
いよいよコンポストのセットが届きました。
LFCコンポストには2種類のセットがあり、私のところに届いたのは②のLFCガーデニングセットでした。
①生ゴミを堆肥に変えるLFCコンポストセット
②堆肥ができた後にすぐにガーデニングできる、タネと土もセットになったLFCガーデニングセット
ちなみに、LFCコンポストに使われているバッグや袋は、ペットボトルをリサイクルして作られたもの。素材へのこだわりもとっても素敵ですね。
早速、説明書を元にセットしてみます。
思っていた以上に簡単だったので、動画におさめてみました。
(30秒の動画です。)
セットしたコンポストはベランダで、風通しの良い台(鉢置きや細いスノコや網カゴなど)の上に設置するといいそうです。
この通りめちゃくちゃ簡単です。
セットが届いてから腰が重く、数日放置していたことを悔やみました(笑)
LFCコンポストの使い方
セットしたあとは、
料理の時に出た生ゴミをコンポストの中に入れる→混ぜる→バッグを閉じる
を繰り返していくだけ。
※1日に入れる目安は300〜400g
(コンポストに入れる生ゴミの大きさは、一口大がベストらしいので少し大きすぎたかも…。)
3週間生ゴミを入れ続け、その後3週間ゴミの投入をストップし熟成させたら堆肥が完成するんだそうです。
早ければ2ヶ月弱で堆肥が完成するということですね!
今回は、コットンの種を育てる「服のたね」プロジェクトと同時並行で行うため、生ゴミを投入していく期間は3週間ですが、生ゴミの量により1ヶ月〜3ヶ月くらい投入できるようです。
気になるポイント①:虫は発生するの?
コンポストを始めたいと思ったときに、「虫が発生するんじゃないの?」ということを気にされる方も多いのではないでしょうか。
私も、コンポスト=虫が発生する
というイメージを持っていましたが、コバエなどの虫の発生はバッグ型コンポストのファスナーをしっかりと閉めることでかなり防げるようです。
※1センチでもファスナーが空いていると虫たちが入ってきやすいので、しっかりと閉めることがポイント
虫の多い季節は、下の写真のように中袋を二つ折りにして折り畳むといいそうです。(写真は二つ折りにできてないですね。)
虫が発生したら嫌だなと思っていたのですが、コンポストが届いた時に入っていた紙に書かれていた文章を読んでガラッと考えが変わりました。
万が一虫が発生したとしても、それも自然の循環を体験できるコンポストならではの魅力なのかもしれません。
気になるポイント②:コンポストに入れられるもの・入れられないもの
LFCコンポストに入れられるのは生ゴミ。
中でも、入れられるものと入れられないものがあるそうです。
▶︎入れていいもの
傷んだもの / 腐ったもの、カビたもの / シンクの排水溝の生ごみ / 果物・野菜くず、調理くず種(アボガドは切って投入/カボチャは加熱して投入)/ 卵の殻 / 肉・魚類(骨・内臓もOK)/ 調理済み食品、食べ残し / 廃油(週に1回100~200㏄)/ コーヒーがら、お茶がら
▶︎入れない方がいいもの
貝殻 / 栗の皮 / タケノコ、トウモロコシの皮 / 塩分が多い調味料(日々口に入る程度の量であればOK)/ 生ごみ以外のもの
LFCコンポスト公式サイトより
私が特に驚いたのは油!
揚げ物をした時の油の処理は私も困っていましたが、週に1回100〜200ccずつであれば入れられるんだそうです。
特にコンポストの中の微生物たちは甘いものが大好きで、好きな食べ物が入ってくると温度が上がるんだそうですよ。
なんだか可愛らしいですね。
魚や肉の骨や卵の殻も入れられるというのにも驚きました。
微生物の力ってすごい。
コンポストの基材(土)自体には、菌などは初めは入っていないので、納豆を食べ終わったときに残っているネバネバに水を入れて洗った納豆菌入りの水をコンポストの中に入れるのも、とてもいいんだそうです。
気になるポイント③:堆肥ができても使い道がない時はどうしたらいいの?
私もそうでしたが、コンポストをしたいけど堆肥の使い道がないから処理に困りそうとためらっている方も多いかもしれません。
LFCコンポストさんは、できた堆肥の回収を定期的に行うイベントを開催したり、堆肥の回収キャンペーンも不定期で行っているんだそうです。
また、自治体によってはコンポストでできた堆肥を回収しているところもあります。
コンポストを始めてからの気持ちの変化と地球に優しいポイント
コンポストを始めてまだ2日目ですが、早くも気持ちの変化がありました。
それは、"生ゴミ"と思っていたものが、"コンポストのごはん(大切な栄養であり資源)"という感覚に変わったこと。
今まではポンポン捨てていた野菜や果物の部位も、「ここもう少し食べられそう!」「ここはコンポストのご飯だね。」というように丁寧に扱うようになりました。
まだデビューしたてですが、もっと早くやればよかったと思うくらい、とても簡単で気に入っています。
日本では現在、ゴミの処理に2兆円使われており、生ゴミはその中の1兆円を占めるんだそうです。
また、水分が多い生ゴミは、燃やす時も多大なるエネルギーを使ってしまいます。
普通に捨てると処理にたくさんのエネルギーとお金を使ってしまう生ゴミですが、コンポストすることで資源になる。
とっても素敵な循環ですよね。
一つのバッグ型コンポストという小さな世界から、
生ゴミが出る→堆肥にする→植物を育てる→食べる→…
という自然の素晴らしい循環を体験できるコンポスト。
さらに一人でも多くの方に広まっていくと嬉しいです。
また、コンポストのその後も記事に書きたいと思います。
▼バッグ型コンポスト、LFCコンポストのホームページはこちら▼