XOSSのサイクルコンピュータを買った。
表題の通り、XOSSのサイクルコンピュータを買って使い始めた。
ロードバイクに乗りはじめて、最近の自転車の世界はどうなっているのかと、YouTubeであれこれ勉強していると、ハンドルの前にたいてい皆、黒い小さな何かをつけている。これがサイクルコンピュータというもので、速度やら現在地やら、坂道の傾斜やら色々ライダーに情報を表示してくれるらしい。
これを買うまではスマホのサイコンアプリを使っていたのだけれど、写真を撮ったり小休止しているうちに、記録が途絶えてしまうことが何度もあったので、専用のハードウェアが必要だと考えた次第。
それでそのサイクルコンピュータについてアマゾンなんかで検索してみると、wahooとかがメジャーな会社で、それなりのお値段がする。4万円ぐらい。高い。無理。
それで格安な何かを探すと、XOSSという会社が確かにサイクルコンピュータを出しているので注文というわけである。そのXOSSの製品の中でも一番安いXOSS Gを選択した。
アマゾンではなく会社のサイトから注文して国際郵便で配送されてきたので、多少時間はかかったが製品が手元に届いた。
今まで日常の1時間程度のライドで3回使ったけれど、特にトラブルはない。
まず取り付けは、プラスチックの円盤みたいな取付台をゴムクッションと一緒に2本の黒い輪ゴムでステムやハンドルに固定する。これらはすべて添付されている。そこにこのサイコンを上から合わせてねじって固定する。それだけである。別売のスティク型の取付台もある。wahooやgarminといったメジャーな会社と同じ規格を使っているらしいので、互換対応の取付台はいっぱいあると思う。
さて本体にボタンは2つしかない。右のボタンを長押しすると電源オン。また右のボタンを長押しすると電源オフになる。電源オンにしてからGPS衛星捕捉まで時間がかかるという話もあるので、まず電源をオンにしてから、移動で必要な給水ボトルをつけたりなど、他の準備を始めるとよいだろう。
左右両方のボタンを同時に長押しすると、設定画面に入るので、ここでメートル法とヤード・ポンド法の選択や、日本標準時を設定する。これは一回だけやればずっと変えなくてよいはず。
電源オンの状態で左のボタンを押すと活動記録開始。GPS衛星の情報を受けて現在速度を計算し、現在地を記録していく。また左のボタンを押すと一時停止状態になるので、小休止の間はこのモードにしておくのだろう。一回の旅程全体が終わったら、左のボタンを長押しすると、旅程全体の記録が1単位にまとめられる。
GPSからの情報を元に速度を計算するので、即座に正確な速度が表示されるわけではなく、自転車が完全停止してから2、3秒後にはじめてゼロになる感じ。でも大体の速度を記録し、巡航速度をちらちら見る分にはこれでも十分だと思う。
さて、移動が終了して帰宅したら、電源がまだオンの状態でスマホのXOSSアプリを立ち上げて、XOSS GサイクルコンピュータとBlueToothで同期してデータをスマホに吸い上げると、地図上に走行したコースが表示され、コースの高低差や速度の推移もグラフ化される。
Strava というサイトにもデータをアップできるらしいけれど、それほどすごいライドをやっているわけでもないので....
この電源オンでデータを吸い上げたあと、放置していると電源は自動OFFになるようなので手間いらず。サイコンは自転車につけて電源オンにしたまま、家の中に入ってデータの吸い上げに入ることができるだろう。
消費カロリーとかも表示できるみたいだけれど、今のところ、やり方は分からず。これは別売のクランクにつけるケイデンスセンサー、車輪につけるスピードメーターなどが必要なのかもしれない。
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