なんばHatchワンマン
いよいよ今週末、あと4日でなんばHatchでワンマンライブです。
やりたいって思って、やるぞって気持ちになって、やれるって段取りしていって。
本当の本当にあっという間だった。
あと4日で本番なのが信じられないくらいだし、やっぱりもっとこうできたなとかこうしたかったなとか色々な想いが生まれてくる。
せっかくバンドやってるんだもん、音楽やってるんだもん、好きな事やってるんだもん。ずっと夢は持ち続けていたい。そのひとつがなんばHatchでワンマンライブをする事だった。
本当にやるの?ほんまにやるんですか?
たくさんたくさん言われた。ネガティブな意味じゃなくて。そしてたくさんの人が手を貸してくれている。この規模のワンマンだと関わってくれる人もいつもより多いし、文字通りみんなで作るワンマンライブになると思う。
コロナ禍、ライブハウスの営業もできない、そんな時期に本格的にこのなんばHatchでのワンマンを考えるようになった。正直、当時はその状況がいつまで続くのかも想像つかなかったし、ただひとつ言える事はいつかまたその時が来るっていう事だった。俺はとにかくライブをする事、ライブハウスに行く事、ライブハウスで過ごす事。それをそれまでと変わらずに続けた。
もちろん否定的な事も言われたし、色々とあったけど、自分の好きな場所を、自分が感謝を感じる場所を自分から否定はしたくないし、いつかまた来る逆転の時を信じていた。
その間、閉まってしまった場所もあるし、辞めていった関係者もバンドマンもいた。
俺は勝手に自分が最後の砦だって気持ちでいた。
その頃に俺といとけん、そしてサポートしてくれる富さんに加えて、音響のりさと照明のゆきが加わって、そこで俺はみんなに20周年でなんばHatchでワンマンするから、それに向けて5人でやっていきたい、力を貸して欲しいって話をした。そこからずっと5人でライブをしてきた。このワンマンは、20年続けてきたSMASH YOUTHの集大成でもあり、この数年ここに向けてやってきたこの5人のチームの集大成であり、そして俺の45年の人生の集大成でもある。
だからこそたくさんの人に来て欲しいし、見て欲しい。そして感じて欲しい、そう思ってる。
コロナ前のライブハウスに戻りたいとか、取り戻したいとかそんな気持ちは全くないし、それよりももっともっと楽しくやれるようにしていきたい。
SMASH YOUTHのワンマンは毎年やってるし、来年もおそらくやる。
レア感もないかもしれないし、会えるうちに会いに来て欲しいとか、いつまで続くかわからないから来て欲しいとか、そんなんこれっぽちも思ってない。命ある限り、俺は続けていくから。それが自分の人生だと思ってるから。
そんな自分の決意とか覚悟とか、もうそんなのを超越したこのバンドをやるという事、ライブをやるという事は、必ず現地にいる人に伝わる事があると思ってる。だって、俺本気だもん。
才能があればとっくに売れてるだろうし、技術があればもっと凝ったこともできるだろうし、頭が良ければもっと上手いやり方ができるのかもしれない。
ただ、今の俺が、俺たちがこのタイミングでなんばHatchに挑む事にこそ意味があると思うし、他にはないものが生まれるんだと思ってる。
想いはたくさんあるけど、根本は俺がやりたいからやる、やりたい事を絶対現実にしたいって意思がある。そのためには何にも負けない、負けたくない、そう思ってます。
昔から知ってくれてる人にも見て欲しいし、自分より若いミュージシャンにもめちゃくちゃ見て欲しいし、こういうブログとかSNSを通じて知ってくれた初めましての方がいたら、その人にも見て欲しい。その先にある時間を一緒に感動できるはずだから。
告知もしたし、たくさん直接声もかけさせてもらったし、LINEやDMもたくさん送らせてもらったりもした。返事が来るのは1割あるかどうか。でも俺は自分がやれる事をやってから本番にのぞみたい。だからこの数日もまだ変わらずそれを続けるつもり。
不安も楽しみも色々あるけど、ただひとつ一点の曇りもなく、俺は当日全力で楽しみます。全身全霊で歌います。
来る人はどうか楽しみにしててね。
そしてもしこれを読んで行ってみようと思った人は俺にDMでも何でもください。
応援してくれる人の事は俺も応援するし。
かならずその場にいてよかったって幸せに気持ちにしますので。
よろしくね。
2023.11.15
SMASH YOUTH Vo/Gt 屋並 真介
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